JAK阻害薬は、アトピー性皮膚炎の治療に有効か?:メタアナリシス
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JAK阻害薬は、内服薬と外用薬の両方が保険適用となった、アトピー性皮膚炎に対する新しいメカニズムの薬剤。

■ JAK阻害薬は、アトピー性皮膚炎に対する治療として新規に使用できるようになってきた外用薬・内服薬です。

■ すでに外用薬は小児にも保険適用の薬剤としてできるようになってきており(内服は成人のみ)、効果を実感している方もいらっしゃるでしょう。

■ そこで最近、JAK阻害薬のメタアナリシスの結果がありましたのでご紹介します。

管理人注
『内服薬』『外用薬』を統合したり、別のJAK阻害薬を統合したりするのはよろしくないのではないか…というコメントをいただきました。
確かにおっしゃるとおりです。
アトピー性皮膚炎に対するJAK阻害薬に関しては、まだ端緒についたばかりですので、さらにデータが蓄積されて個別にメタアナリシスがでてきたら再度確認していこうと思います。

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

アトピー性皮膚炎の治療における、JAK阻害剤の経口もしくは局所投与をプラセボと比較したランダム化比較試験15研究のメタアナリシスを実施したところ、

 ✅ JAK阻害剤を投与された患者は、EASI-75の達成率(率比(RR)2.84; 95%信頼区間(CI)2.20~3.67; I2 38.9%; NNT 3. 97)、Investigator's Global Assessment response(RR 2.99; 95%信頼区間 2.26-3.95; I2 0%; NNT 5.72)、pruritus numerical rating scale response(RR 2.52; 95%信頼区間 1.90-3.35; I2 39.4%; NNT 4.91)が、プラセボ投与群に比べて高かった。

 ✅ JAK阻害剤を投与された患者は、治療開始時の有害事象のリスクが高かったが(RR 1.14; 95%CI 1.02-1.28; I2 52%; NNH 14.80)、投薬中止に至るような有害事象はなかった。

 

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