新型コロナワクチン接種は、家族内感染のリスクを低下させる

ワクチン接種により、家族内感染リスクは低下するか?

■ 新型コロナワクチンの普及がすすんできました。

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-japan-vaccine-status/

■ 自分自身がワクチンを接種して気持ちが安心したのは、自分自身だけでなく患者さんや家族への感染リスクを減らすことができるという点も大きかったです。

■ 実際に、そのような報告はでてきています。

■ 最近のNEJMの報告を共有します。

 

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

英国における、新型コロナワクチン(アストラゼネカ社製、ファイザー社製)を接種していても家庭内感染を起こした例と、接種せずに家庭内感染をおこした例に関し、そのワクチンの効果を比較したところ、

 ✅ 21日以上前にワクチンを接種したインデックス患者の家庭では、ワクチンを接種していない患者の家庭に比べ、家庭内感染の可能性が約40~50%低く、この結果は2つのワクチンで同様だった。

※後半に書きますが、この報告は『1回接種14日をこえて』というセッティングです。ですので、2回接種するとさらに効果は大きくなるでしょう。

 

スポンサーリンク(記事は下に続きます)



Instagram:2ヶ月で10000フォロワーを超えました!!!

Xでフォローしよう