新型コロナに罹患すると、どれくらい心筋炎・心膜炎を起こしうるか?
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ワクチン接種後の心筋炎・心膜炎の懸念を持つ方が多くなってきているようです。

■ mRNAワクチンを接種後、きわめて稀に心筋炎・心膜炎を起こす可能性はすでに指摘されており、CDCでは『接種後に胸の痛み・息切れ・心拍数が多い・不整脈・鼓動が激しくなるなどの感覚がワクチン接種後1週間以内にあった場合は医療機関を受診してください』と推奨しています。

■ 最近のJAMAの報告でその頻度は、2回目の接種後数日以内に若年男性におおく発症し発症率は100万人あたり約4.8例としています(Diaz GA, Parsons GT, Gering SK, Meier AR, Hutchinson IV, Robicsek A. Myocarditis and Pericarditis After Vaccination for COVID-19. JAMA 2021.)。

■ 一方で、(ワクチン接種ではなく)新型コロナに罹患した場合にも心筋炎・心膜炎を起こす可能性があります。

■ その頻度は、どれくらいと推定されているでしょうか?

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

新型コロナに感染した既往のある米国のプロスポーツ選手789名に、検査で検出可能な炎症性心疾患の有病率を評価したところ、

 ✅ 30名(3.8%)の選手にスクリーニング検査で異常が認められ(トロポニン陽性 6名[0.8%]、心電図 10名[1.3%]、心エコー 20名[2.5%])、追加の検査が必要となった。

 ✅ 最終的に5名(0.6%)に、心臓MRI画像に炎症性心疾患を示唆する所見が認められ(心筋炎 3名、心膜炎 2名)、プレーが制限された。

 

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