救急外来に受診した子どもの『咳』は、4週間後にどれくらい残っておりどんな病名がついているか?
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咳は、外来で診る症状としてとても多く、『見通し』をつかむことも重要です。

■ 小児の咳嗽は、主訴として多い理由のひとつです。

■ 多くが『風邪』に伴うものであり、決して『短期間で収まるものでもない』ことがわかっています。

■ では、実際に4週間後にどれくらい咳嗽がのこっており、最終診断はどのようなものが多かったのでしょうか?

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

急性呼吸器疾患で咳嗽を主訴に救急外来を受診した15歳未満の小児839人が、28日後にどれくらい咳嗽が持続しており、最終的な診断が何だったかを前向きに検討したところ、

 ✅28日目に、839人中171人(20.4%; 95%CI 17.7~23.1)は、登録時の咳嗽持続期間にかかわらず咳が持続

 ✅新規の重篤な慢性肺疾患と診断されたのは117人中36人(30.8%)であり,遷延性細菌性気管支炎 (protracted bacterial bronchitis; PBB)と診断されたのは117人中55人(47.0%)だった

※ 百日咳は1名のみ(登録時・専門医による診察時の鼻腔内PCR陽性)、マイコプラズマ陽性はゼロだったそうです。
※※再発性上気道感染症と診断されたのは14人、肺炎は4人、誤嚥性疾患は4人、喘息(17人)、気管支炎(13人)、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(4人)、誤嚥性疾患(4人)、気管支拡張症(4人)でした。

 

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