mRNAワクチンによる心筋炎は、若い男性に多い

mRNAワクチン接種後の心筋炎に関する報告が増えています。

■ mRNAワクチンの接種後に、心筋炎や心膜炎になる方がいることは、おおむね共通認識になっているといえます。

ワクチンを接種すると心筋炎や心膜炎になる人がいるというのは本当ですか。(厚労省)

■ そのデータは、世界的にも集積されるようになってきており、最近、NEJMにイスラエルからの報告があります。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

イスラエル最大の医療機関の医療データベースから、ファイザー社のmRNAワクチン接種後の心筋炎の発生を検討した。

 ✅ 少なくとも1回のワクチン接種を受けた、心筋炎の100,000人あたりの推定発症率は2.13例(95%信頼区間[CI]1.56~2.70)だった

 ✅ 心筋炎の発生率が最も高かったのは、16歳から29歳までの男性患者であり(10万人あたり10.69例; 95%CI 6.93~14.46)、76%は軽症、22%は中等症とされ、1例は心原性ショックを伴っていた。

 

スポンサーリンク(記事は下に続きます)



Instagram:2ヶ月で10000フォロワーを超えました!!!

Xでフォローしよう