イヌやネコの飼育は、喘息に悪化に働くか?改善に働くか?

ペットの飼育とアレルギーの関連をクリアカットに示すことは難しい。

■ すでにペットに感作されている方にとって、ペットが喘息発作のリスクになることははっきりしています。

■ しかし、『まだ感作されていない』方にとっては、逆に喘息の発症予防に働くのではないかという報告などもあり、矛盾した結果が多くみられます。

■ ペットを飼っていると、マイクロバイオームの変化がおこることなどがその理由として考えられています。

■ ペットと喘息の関連に関しては、いまだに十分わかっていないことが多いのですが、そんな中でJACIに大規模コホートをまとめてメタアナリシスを実施するという研究結果が報告されていましたので共有します。

 

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

EUにおける9つの出生コホートから得られた5~11歳の母児77,434組のデータを用いて、ネコやイヌの飼育と喘息の関連を調査したところ、

 ✅ ネコやイヌの飼育は、ネコ・イヌ特異的アレルゲン感作と関連していなかった(OR 0.92 [0.75-1.13]、0.93 [0.57-1.54])。

 ✅ しかし、ネコとイヌ特異的アレルゲン感作は、学童期の喘息と強く関連していた(OR 6.69 [4.91-9.10]、5.98 [3.14-11.36])。

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