食物アレルギー(治療) 牛乳3mLを長期間継続して摂取すると、25mLを摂取できるようになる率が徐々に増加する 乳アレルギーのある児が、定期的に乳を少量継続のんでいても1年では有効性が低いようだという報告があるものの、『長期間続けていると効果が上がってくる』という報告がなされました。 ■ 低用量で継続して同じ量で継続して摂取していると、だんだん摂取できる量がふえてくるという報告があります。 ■ たとえば卵や小麦、ピーナッツなどが... 2021年3月8日 pedallergy2016
気管支喘息(病因) イヌやネコアレルゲンが、喘息発作を起こす濃度で存在する頻度は、どれくらいか? ペットのアレルゲンは、どれくらいの頻度・濃度で家庭に存在するのか? ■ ペットは、アレルゲンとして大きなものです。 ■ たとえば米国国民健康栄養調査調査(National Health and Nutrition Examination Survey)に参加した数千万人のデータを確認すると、イヌにアレルギーのある喘息患... 2021年3月7日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) ハイリスクの乳児のピーナッツ導入前の検査では、Ara h2特異的IgE抗体価が有用である ピーナッツの早期導入が推奨されるようになり、事前の検査をどうするかが議論されている。 ■ LEAP試験が報告されたあと、ピーナッツを乳児期に導入することが推奨される様になってきています。 管理人注 ピーナッツそのものを乳児に導入することは気道に入ると危険であるため、ピーナッツバターなどが推奨されています。 その場合、ク... 2021年3月6日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(病因) 予防接種により、アトピー性皮膚炎の発症リスクを高めることはない 予防接種後にアトピー性皮膚炎を発症しやすくなると思う方がいらっしゃいます。 ■ アトピー性皮膚炎の発症にワクチンが関係するという話題は以前からあり、実際に心配されている方もいらっしゃるようです(Vaccine. 2006 ;24(37-39):6351-5.PMID: 16784799.) ■ しかし、すでに、先行研究... 2021年3月4日 pedallergy2016
食物アレルギー(予後) 卵のコンポーネントに複数感作されていると、卵アレルギーが治りにくいかもしれない 初期の段階で、卵アレルギーの予後を予測することは重要かもしれない。 ■ 卵アレルギーは、乳児期におけるもっとも多い食物アレルギーです。 ■ 一部は自然に寛解しますが、一方で長く持続する場合もあり、予後を予測することは重要です。 ■ もともとの特異的IgE抗体価が高い、アトピー性皮膚炎の存在、12ヶ月間の特異的IgE抗体... 2021年2月28日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 魚のトロポミオシンアレルギーは、貝アレルギーと関連するか? 魚アレルギーの患者さんは増えているが、その他の海産物との交差抗原性に関する報告は不足している。 ■ 魚アレルギーは増えている印象ですが、対応に苦慮することも少なくありません。 ■ 魚アレルゲンは主にパルブアルブミンが原因抗原とされていますが、最近トロポミオシンが原因となることも報告されてきています。 ■ トロポミオシン... 2021年2月27日 pedallergy2016
食物アレルギー(予後) 卵アレルギーは、診断後12ヶ月間の卵白特異的IgE抗体価の減少率が大きいと寛解しやすい 卵アレルギーは、自然に改善することが多いとはされているものの、一部は寛解せずに長期化する。 ■ 卵アレルギーは、自然寛解(自然によくなる)傾向があることが知られています。 ■ しかし、先行研究でも、もともとの特異的IgE抗体価が高いなどあると、寛解しにくいことが知られています。 ■ 最近、韓国から、卵の寛解は『診断から... 2021年2月24日 pedallergy2016
食物アレルギー(予後) 乳児期と、より高い年齢での食物によるアナフィラキシーに違いはあるか? 乳児期早期に離乳食を導入するというテーマが注目されており、そのリスク評価が求められている。 ■ ピーナッツを離乳食に早期導入するとピーナッツアレルギーが減るというLEAP研究が発表されたあと、離乳食を早期導入することに関心が集まってきています。 ■ 一方で、早期導入することのリスクに配慮する必要があります。 ■ 乳児期... 2021年2月23日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナ(SARS-Cov2)ワクチンは、単回投与でもある程度の有効性が期待できるかもしれない 医療従事者に対する、新型コロナワクチンの接種が2月17日に開始されました。 ■ 新型コロナ(SARS-Cov2)のワクチンは、日本でも2021年2月17日から医療従事者およそ4万人を対象に先行接種が開始されました。 ワクチン あすから先行接種開始 医療従事者約4万人に ■ 一方で、世界ではすでに先行して接種が開始されて... 2021年2月20日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 『ピーナッツ早期導入前のアレルギー検査』は、どれくらい過剰に診断し、どれくらい見逃す可能性があるのか? 『離乳食前のアレルギー検査』は、どれくらい過剰に診断し、どれくらい見逃す可能性があるのか? ■ LEAP試験では、『乳児期早期発症の湿疹および/または卵アレルギー』のある児は、ハイリスク群としてあつかい、事前に皮膚アレルギー検査(プリックテスト)を行っています。 ■ この基準であれば、ある程度許容される事前検査でしょう... 2021年2月16日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 乳児期の顔の湿疹は、乳アレルギーのリスクになるかもしれない 乳児期の湿疹、どの箇所にあると食物アレルギーのリスクになりやすいか? ■ 乳児期の湿疹が、その後の食物アレルギーのリスクになることは、多くの研究であきらかになっています。 ■ では、どの箇所や性状の湿疹があると、食物アレルギーのリスクがより高くなるのでしょうか? ■ 最近のレトロスペクティブな症例対照研究をご紹介します... 2021年2月14日 pedallergy2016
アレルギー性鼻炎(副作用・害) アレルギー性鼻炎があると成績がさがり、鎮静性抗ヒスタミン薬はさらに成績がさがるかもしれない アレルギー性鼻炎は、試験の成績を下げる可能性がある。 ■ アレルギー性鼻炎は、鼻閉や鼻汁、かゆみなどにより、学習の効率が下がり、成績がさがるという報告があります。 ■ このテーマに関する、初期の報告をご紹介します。 この論文でわかったことを、ざっくりまとめると? 試験を受験する学生1834人(15~17歳; 女子50... 2021年2月11日 pedallergy2016
気管支喘息(病因) 発展途上国から先進国に移住すると、アレルギー疾患が増えるかもしれない 文明がすすむほど、アレルギー疾患が増えることがわかっている。 ■ アレルギー(特に喘息)は、文明がすすむほど増えることが知られています。『衛生仮説』といわれている現象です。 ■ たとえば、発展途上国から先進国に移住すると、アレルギー疾患が増えるといったことが起こってくることが報告されています。 ■ そこで、このテーマに... 2021年2月9日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 離乳食の導入時にリスクが高い乳児を鑑別するために、湿疹以外にどのような点が着目されるか? 離乳食導入時、どんな因子があると発症予測ができるか? ■ 生後半年から卵を早期導入するという『鶏卵アレルギー発症予防に関する提言』が示されてから、離乳食の導入時のリスクに関心があつまっています。 ■ そして、『湿疹』が、その導入時のリスクに大きな影響があることは確かで、家族歴以上の影響があることが報告されています。 ■... 2021年2月7日 pedallergy2016
感染症(予防) 【全訳】サージカル(不織布)マスクと布マスク、どちらのほうがマスク皮膚炎を起こしやすいか? マスク皮膚炎を起こしやすいのは、不織布?布製? ■ ユニバーサルマスク(無症状のひとも含めて広くマスクを装着する)が、新型コロナ(SARS-Cov2)の拡大を減らす可能性が示されています。 ■ 一方で、外来ではマスク皮膚炎の相談が増えてきています。 ■ どのように対応するのかは難しい面があります。たしかに感染拡大を予... 2021年1月30日 pedallergy2016
薬物アレルギー(病因) ポリエチレングリコール(PEG)に対するアレルギーの10例 急に注目を浴びているポリエチレングリコールに対するアレルギー。どのような特徴がある? ■ 新型コロナ(SARS-Cov2)に対するワクチンに、まれにアナフィラキシーがあり、その原因としてポリエチレングリコール(Polyethylene glycols; PEG)が候補として挙げられています。 ■ PEGといえば、小児で... 2021年1月27日 pedallergy2016