アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療手湿疹プロトピック 手湿疹に対し、ステロイド外用薬と同様にプロトピック外用薬も有効かもしれない 手湿疹はアトピー性皮膚炎への合併が多く、治療も簡単ではない場合があります。 ■ 手湿疹は、アトピー性皮膚炎に合併しやすい病態です。 ■ 治療はステロイド外用薬や保湿剤で対応することが多いのですが、個人的にはプロトピックを使用することも多いです(実際には、色々工夫しています)。 ■ 今回はプロトピックを使用した手湿疹の報... 2018年11月7日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) ステロイド外用薬ステロイド忌避 イタリアでも、ステロイド嫌い(忌避)は普遍的である ステロイド嫌い(忌避)は海外でも一般的に見受けられます。イタリアからの報告をご紹介します。... 2018年11月4日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(予防) 食物アレルギー予防アトピー性皮膚炎チーズ 1歳半時点で様々なチーズを摂取していると、アレルギー疾患が予防できるかもしれない 様々な食品が、アレルギー疾患の予防に有効かもしれないという報告がありますが、今回はチーズ。... 2018年11月3日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(予防) コーヒー皮膚炎酒さ コーヒーを日常的に摂取すると、酒さ(顔の赤み)を減らすかもしれない コーヒーで美肌になれるかもしれない? ■ 酒さとは、皮膚の炎症を伴って顔が赤くなったり厚く(肥厚)したりする疾患です。 ■ コーヒーが、健康に対していい面をもっているのではないかというアンブレラ解析(メタアナリシスのメタアナリシス)を以前ご紹介しました。 ■ コーヒーが、酒さ様の皮膚炎のリスクを減らすのではないかという... 2018年11月2日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) ステロイド外用眼周囲眼圧 顔(眼瞼)へのステロイド外用薬は、眼圧をあげるのか? 顔(特に目の周囲)へのステロイド外用薬が、眼圧をあげるかどうかを心配される医師は多いです。 ■ ステロイド外用薬は、一般に眼の周囲は避けることが多く、プロトピック外用薬を使うことが多いです。 ■ ステロイド外用薬が潜在的に眼圧をあげるリスクがあるからですが、実際にどれくらいのリスクがあるのでしょう? ※ 2019/4... 2018年10月30日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) プロアクティブ療法 プロアクティブ療法(保湿剤定期塗布とステロイド外用薬の間欠塗布)で小児アトピー性皮膚炎の再燃が減る プロアクティブ療法は、ステロイド外用薬の副作用の軽減と紅斑の再燃を抑えながら、皮下の炎症を減らしていく治療です。 ■ プロアクティブ療法は、アトピー性皮膚炎の炎症に対し最初抗炎症薬(ステロイド外用薬が中心)を十分使用して寛解にもちこみ、間欠塗布で安定を目指すという治療方法です。ここでも述べましたが、プロアクティブ療法は... 2018年10月27日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(診断) スマートフォンによる写真は、直接の診察と差がでるか? ■ 遠隔治療が発展してきた場合、視診や問診が中心になってくる可能性があります。 ■ 個人的には、皮膚の診察は視診だけでなく触診なども重要と思っているので、写真だけで診療はできないと思っていますが、JAMA dermatologyに「スマホの写真が診療に有用かをみたランダム化比較試験がありました。... 2018年10月20日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(病因) アトピー性皮膚炎フィラグリン気候 フィラグリン遺伝子変異は、気候によってはアトピー性皮膚炎の素因にならない 皮膚バリア機能に関連するフィラグリン遺伝子変異はアトピー性皮膚炎の発症・増悪因子です。しかし、緯度が高い地域からの報告が多いです。... 2018年10月17日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎フィラグリンJTC801NC / Ngaマウス 皮膚バリアを改善させる新規化合物(JTC 801)の初報告 皮膚バリア低下は、アトピー性皮膚炎の発症・増悪の原因ですが、そのバリア機能を上げる物質の報告をご紹介します。 ■ 皮膚バリアの低下がアトピー性皮膚炎の発症や増悪因子になることに関し、いくつかの研究結果をご紹介してきました。 ■ また、フィラグリンという皮膚バリアに関連する蛋白質の異常が、アトピー性皮膚炎の発症・増悪因子... 2018年10月16日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 500ダルトンルール 500ダルトンルール:バリア機能が保たれた皮膚は大きい分子量の化合物は通過しない ■ 「500ダルトンルール」は有名な皮膚に対する薬剤の輸送ルールのことです。 ■ 「ダルトン」は分子量の単位であり、500ダルトン前後のステロイド外用薬は一部経皮吸収され、804ダルトンであるプロトピックはそのままでは吸収が難しいという根拠のひとつとなっています。... 2018年10月13日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) デュピクセントデュピルマブ副作用結膜炎 デュピルマブ(デュピクセント)の副作用としての結膜炎を発症するリスク因子はなにか? デュピルマブ(デュピクセント)の副作用として、結膜炎が知られています。その症例集積研究をご紹介します。... 2018年10月12日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎吸収率皮膚バリア アトピー性皮膚炎があると、皮膚からの化学物質の吸収率が2倍になる アトピー性皮膚炎があると皮膚のバリア機能がさがり、皮膚から取り込まれる物質量も増えます。 ■ 500ダルトンルールという法則があります。 ■ ダルトンというのは、「分子量」を表す大きさです。例えば、食物アレルゲンは数万ダルトンが普通です。すなわち、500ダルトンというのは食物アレルゲンよりもずっと小さい大きさになります... 2018年10月11日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療環境整備 ダニをブロックするカバーは、アトピー性皮膚炎治療に有効か? 環境整備がアレルギー疾患の治療に有効かを示した報告は「効果あり」と「効果なし」に分かれ、結論がでているとは言えません。今回は古い報告ですが、ランダム化比較試験で検討した報告をご紹介します。... 2018年10月8日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療生物学的製剤ネモリズマブ ネモリズマブ(抗-IL-31受容体抗体)の長期使用による効果と安全性は? アトピー性皮膚炎に対する有効性が期待されている生物学的製剤のひとつであるネモリズマブ。長期投与試験の結果が発表されました。... 2018年10月7日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎に対する全身性ステロイド薬。そのコンセンサスは? アトピー性皮膚炎に対する全身性ステロイド薬(外用ではなく、内服)は、一般に使用されているものの推奨はされていません。専門家のコンセンサスを確認した検討をご紹介します。... 2018年9月28日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎の重症度は、入浴習慣と関連するか? アトピー性皮膚炎において、入浴方法を聞かれることは多いが、そのデータは限られています。その検討結果を示した報告。 うさみん あれ、ほむほむ。 また入浴習慣とアトピーの関連の論文? ほむほむ うん。 このあたりは、専門医でも意見がわかれる点だからね。興味深い論文を見つけるとつい読んじゃうんだ。 うさみん ほむほむの中でも... 2018年9月24日 pedallergy2016