感染症(予防接種) 2021年7月~2022年1月における、0~17歳の米国での新型コロナによる入院状況:2022年2月18日のCDCレポート 小児における、新型コロナの現状に関する2022年2月18日のCDCレポート。 ■ CDC(米国疾病予防管理センター)におけるMorbidity and Mortality Weekly Report (MMWR)は、統計的データとして論文よりも早く情報を入手できる重要なものです。 ■ 5歳から11歳へのワクチン接種が近... 2022年2月21日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 思春期における新型コロナワクチンの有効性はどれくらいか? 子どもに対する新型コロナワクチンの有効性が明らかになってきている。 ■ 日本でのワクチン接種率が上昇し、今後はブースター接種と子どもに対する接種が焦点になってくるのではと思います。 ■ そして最近、NEJMに12歳から18歳の新型コロナワクチンの効果に関する報告がなされましたので共有します。 この論文でわかったことを... 2022年1月21日 pedallergy2016
感染症(予防接種) mRNAワクチンによる心筋炎は、若い男性に多い mRNAワクチン接種後の心筋炎に関する報告が増えています。 ■ mRNAワクチンの接種後に、心筋炎や心膜炎になる方がいることは、おおむね共通認識になっているといえます。 ワクチンを接種すると心筋炎や心膜炎になる人がいるというのは本当ですか。(厚労省) ■ そのデータは、世界的にも集積されるようになってきており、最近、N... 2021年12月2日 pedallergy2016
感染症(予防接種) ムンプス(おたふくかぜ)は高度難聴を起こす場合があり、回復する可能性は極めて低い ムンプス(おたふくかぜ)の流行が近づいていると予想されます。 ■ ムンプス(おたふくかぜ)は周期的に流行を繰り返しています。 ■ そして東京都では、2009~2010年に大きな流行が発生し、その5年後になる2015~2016年にも流行が認められました。 東京都における流行性耳下腺炎の流行状況について(2015-201... 2021年11月26日 pedallergy2016
感染症(予防接種) デルタ株に対するファイザー社新型コロナワクチンの効果は、効果は持続するものの数ヶ月で弱まってくる mRNAを利用した新型コロナワクチンとその効果の減弱。 ■ ワクチン接種率が上昇し、それにともない急速に新型コロナの感染者数が少なくなってきています。 https://ourworldindata.org/covid-vaccinations?country=JPN ■ これは、先行して接種がすすんだイスラエルでも観... 2021年10月31日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 『水痘(水ぼうそう)パーティー』の不利益とは? 『水痘(水ぼうそう)パーティー』の不利益は小さくない。 ■ 最近、『水痘(水ぼうそう)にかかっている子どもの家にいって水痘をもらっておいたほうが良い』という趣旨のツイートをみかけました。 ■ いわゆる、『水痘パーティー』という手法ですが、この方法は決して子どもたちにとって負担の少ない方法ではありません。 ■ 2014... 2021年10月12日 pedallergy2016
感染症(予防接種) イスラエルにおける新型コロナワクチンプログラムは、実際におこる可能性があった重症化数や入院を3分の1にした 新型コロナワクチンによって、実際に感染者や死亡数をどれくらい減らすことができたか? ■ 9月15日のNEJMでは、ファイザー社の新型コロナワクチンの6ヶ月間の効果、9月22日のNEJMでは、モデルナ社の新型コロナワクチンの240日間の効果が示され、よりひろくその効果がわかってきました( Thomas SJ, Morei... 2021年9月23日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナのブレイクスルー感染は年齢が高く併存疾患が多くなるほど多くなり、ワクチン未接種者での死亡リスクは高い 新型コロナワクチン接種時のブレイクスルー感染に関し、関心が高まっています ■ ブレイクスルー感染に関しては、今後考えなければならないテーマです。 (ブレイクスルー感染に関して、忽那先生の記事を御覧ください) 新型コロナワクチン接種後に新型コロナに感染した「ブレイクスルー感染者」の特徴とは ■ そして、最近(9月9日)... 2021年9月20日 pedallergy2016
感染症(予防接種) ファイザー社新型コロナワクチンの3回目接種(ブースター接種)により、抗体価の上昇はどれくらいか? 新型コロナワクチンのブースター接種の是非に関し、議論が続いています。 ■ デルタ株の拡大に伴い、ブースター接種の是非が議論されるようになってきました。 ■ 外来でもときどき聞かれる事が増えてきているテーマですが、十分なデータがない状況でした。 ■ そんな中、9月15日のNEJMに、2本の論文が公開されました。 この論... 2021年9月18日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 妊婦がmRNA新型コロナワクチンを接種しても、流産のリスクはあがらない 妊娠中の新型コロナワクチン接種に関して、その安全性を検討した報告が、NEJMとJAMAに報告されました。 ■ 妊娠中のワクチン接種に関しては特に、そのリスクを心配されるむきはあるでしょう。 ■ しかし、妊娠中の新型コロナへの罹患自体が、妊婦さんにとっても、こどもさんにとってもおおきなリスクであることもわかっています。 ... 2021年9月11日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチンの交差接種は有効か?:Com-COV試験 交差接種(初回接種/ブースト接種を異種で行うワクチン接種)は有効か? ■ ワクチン交差接種を検討 河野行革相「加速化期待」という報道を見かけましたが、『交差接種』をどうするかに関し、今後議論が活発化しそうです。 ■ 『交差接種』という用語が正式な名称なのか私はよくわかりませんが、『Heterologous prime–... 2021年8月30日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 授乳中の母親がmRNAワクチンを接種すると、母乳中にmRNAワクチンは検出されるか? 新型コロナに対するmRNAワクチンを摂取したあと、母乳中からはmRNAは検出されるか? ■ 授乳中の薬剤に対し、お母さんはどうしても気になるものです。 ■ ”禁忌”の薬剤もあることは確かですが、mRNAワクチンに関しては、むしろ『推奨される』ワクチンとして位置づけられるようになっています。 ■ なぜならば、母親自身の新... 2021年8月25日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチン接種後、心筋炎・心膜炎をどれくらい発症するか? 新型コロナワクチン後に、心筋炎・心膜炎の発症リスクはあがるのか? ■ 新型コロナワクチン、とくにmRNAワクチン接種後の心筋炎・心膜炎の懸念を持つ方がいらっしゃいます。 ■ たしかにmRNAワクチンを接種後、きわめて稀に心筋炎・心膜炎を起こす可能性はすでに指摘されています。 ■ 1億7700万人以上のワクチンが摂取され... 2021年8月9日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチンの効果は、デルタ株であっても一定の効果が維持される デルタ株の感染拡大に、懸念がひろがっています。 ■ 今週はあまりに忙しくて、ブログの更新が止まっていました。 ■ さて、デルタ株には重症化予防の効果のみで感染予防効果がないという報道を見かけますが、そういうわけではありません。 ■ まだ効果の低減に関して検討しなければならない点はのこっているものの、感染発症予防効果も... 2021年8月7日 pedallergy2016
感染症(予防接種) mRNAによる新型コロナワクチンでアレルギー反応があっても、多くの場合2回目の接種が可能かもしれない 新型コロナワクチンで、1回目の接種でアレルギー症状があった場合に、2回目の接種は可能なのか? ■ 新型ワクチンに対するアレルギー反応を心配される方はすくなからずいらっしゃいますし、現状では1回目の接種で重篤なアレルギー反応があった方には接種を避けるとされています。 厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A ワクチン... 2021年8月1日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチンに対する誤解とは?(CDC 2021年7月7日更新版) 新型コロナワクチンに対し、根拠に基づかない情報が出回っている。 ■ 新型コロナワクチンに対する、根拠に基づかない情報を見かけることがあります。 ■ 7月7日に更新されたCDC(米国疾病予防センター)からの記事で、それらに対する解説が掲載されています。 ■ 簡単に翻訳して共有します。 このCDCの記事でわかったことを、... 2021年7月11日 pedallergy2016