冬に流行していたRSウイルス感染症が、夏季に流行するようになっています。
■ RSウイルスは、一般的に温帯地域では冬季に流行する疾患です。
■ しかし、2016年のシーズンからは徐々に夏季に流行するようになってきています。
RSウイルス感染症の流行状況(東京都健康安全研究センターから引用)。
■ その、夏季に流行する条件を検討した報告がありましたのでご紹介します。
この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?
RSウイルスの全国調査データと、2007年~2014年の夏の全国気象データから、気象条件とRSウイルスの流行条件を検討したところ、
✅ 気温が≧28.2℃の場合、相対湿度が増加すると、RSウイルス感染症は相乗的に増加した。
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