食物アレルギーとアトピー性皮膚炎が持続した子どもは、小柄になるリスクが高くなるかもしれない

アトピー性皮膚炎や食物アレルギーは、身長や体重に影響するか?

■ 食物アレルギーやアトピー性皮膚炎のお子さんを多く診療していると、『小柄』を主訴として紹介を受ける場合もかなりあります。

■ そして、内分泌検査では異常がなく、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの治療が軌道にのると、身長体重も徐々に伸びがよくなってくることも良く経験します。

■ 今回は、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーが、1歳~4歳時の身長や体重に影響するかをみたコホート試験をご紹介します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

HealthNutsコホート試験に参加した児に関し、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎が1歳時・4歳時で影響しているかを検討したところ、

 ✅ 1歳時に食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の両方がある児は、いずれもない小児と比較して、1歳時での平均体重・身長ともに低かった。

 ✅ 4歳まで食物アレルギーとアトピー性皮膚炎が持続していると、身長も体重も低かった。

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