新型コロナウイルス感染に対する行動変容が、インフルエンザウイルスの流行を抑えたかもしれない

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対し、行動変容が求められています。

■ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は現在(2020/4/12)、大きな流行になるかどうかの瀬戸際にあるといえます。

■ 行動変容(いままでの行動を変える)が求められていますが、そんな中で『今シーズンはインフルエンザの流行が少ない』という話題がありました。

■ COVID-19に対する行動変容が影響しているかもしれないという話もあり、我々医療者のなかでも、そんな理由付けを内心考えていました。

■  そして一昨日前にJAMAからの報告があり、やはりその理由を裏付けるものでした。

 

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

2019/2020シーズンの週ごとのインフルエンザ(981373例)の流行を過去5シーズン(8414693例)と比較したところ、

 ✅ 2014年~2019年シーズンのインフルエンザの流行は4週から6週にピークに達し年初にはプラトーに達したが、2019/2020シーズンでは5週以降減少した。

 ✅ SARS-CoV-2アウトブレイクを抑制するために講じられた措置によって、インフルエンザの流行に影響した可能性もある。

 

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