マスクをすることによる生理的指標の変動は、どれくらいか?
■ マスクを装着しつつ夏を迎えるという、熱中症のリスクを考えないといけない事態になってきました。
■ 通気性の良いマスク(?)が開発されているようですが、マスクとしての効果も下がりそうな気もします。
■ 実際に、マスクは体温を相当に上げてしまうものでしょうか?
■ このテーマに関する報告をご紹介します。
管理人注
この報告は、あくまで健康な成人における1時間という短時間の報告です。
ですので、小児に対する熱中症のリスクを評価できているわけではありません。
個人的には、小児に関してはもともと熱中症のリスクが高いため、マスクによるリスク上昇はあるのではという考えです。
ですので、小児に対する熱中症のリスクを評価できているわけではありません。
個人的には、小児に関してはもともと熱中症のリスクが高いため、マスクによるリスク上昇はあるのではという考えです。
この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?
成人20人に対し、時速5.6km/hで1時間トレッドミル運動を実施し、サージカルマスクの有無での生理的指標の変動を比較したところ、
✅ 1時間の低~中程度の作業であれば、サージカルマスクを使用しても体部中心温度の平均は有意に上昇しなかった(<0.1℃)。
※熱中症の配慮が不要という意味ではありません。
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