完全母乳栄養は、アトピー性皮膚炎の発症に働く?予防に働く?
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母乳栄養は、アトピー性皮膚炎の発症に予防に働くのか、発症に働くのか、いまだに論争中です。

■ 母乳に良い面がたくさんあることは確かですが、個人的には、人工乳に対して特に否定的な考えはありません。結果的にきちんと成長を補佐できればよいのです。

■ 一方で、アトピー性皮膚炎の発症と母乳栄養に関しては相反する研究結果が多く、いまだに結論がでていないテーマです。

■ そして、そのアトピー性皮膚炎の予防に対する相反する理由のひとつが、最近のメタアナリシスで示されていましたのでご紹介します。

 

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

母乳育児とアトピー性皮膚炎の発症を検討した計27件の研究に対し、メタアナリシスを実施したところ、

 ✅ 総合(total)母乳栄養と、完全(exclusive)母乳栄養の、児のアトピー性皮膚炎の発症リスクは、それぞれ1.01(95%CI 0.93-1.10)および0.99(95%CI 0.88-1.11)だった(影響なし)。

 ✅ アレルギー体質をもつ集団での検討では、総合(total)母乳栄養(RR 0.85; 95%CI 0.74-0.98)、完全(exclusive)母乳栄養(RR 0.83; 95%CI 0.70-0.97)と予防効果があった。

 ✅ アレルギー体質をもたない集団での検討では、完全(exclusive)母乳栄養に限定して考えるとリスク側にシフトした(RR 1.19; 95%CI 1.02-1.40)が、総合(total)母乳栄養に限定すると影響なしになった(RR 1.11; 95%CI 0.94-1.31)。

 

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