気管支喘息は、新型コロナ(SARS-Cov2)で悪化する原因になるか?(第1回/全2回)
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新型コロナは、喘息を悪化させるのか?

■ 最近、非常に多い質問が『新型コロナが悪化する”基礎疾患”に、喘息が含まれますか?』というテーマがあります。

■ そして最近になって、国立成育医療研究センターより新型コロナウイルス感染症で重篤になった患者には、気管支喘息患者がむしろ少ないという結果が報告されました。

■ そしてこの論文は、全文を読むことができました。そこで、2回にわけて全文の翻訳を行うことにします。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

喘息は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の悪化因子となるかをレビューしたところ、

 ✅ 患者17,000人以上を含む8研究からは、COVID-19と喘息の合併率は、それぞれの地域で報告されている喘息の有病率よりも有意に低かった。

 ✅ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)や糖尿病を合併したCOVID-19患者はより重症化する傾向があるのに対し、喘息を合併する患者はそうではなかった。

 ✅ ACE2の発現は、IFNとT2サイトカインによって相互に調節されている可能性が高いと考えられる(IFNはアップレギュレートし、T2サイトカインはダウンレギュレートする)。

※一般向けとしては難しい内容ですが、新型コロナウイルスが体に入ってくるにはACE2というゲートを通るのですが、アレルギー体質が強くなるとTh2サイトカインという信号物質が多くなりACE2のゲートを狭めて新型コロナでの悪化を減らす…と考えるとわかりやすくなるでしょうか。

 

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