乳幼児に対する事前の吸引をしない迅速な予防接種は、より痛みが少ないかもしれない
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ワクチン接種の痛みの軽減策は様々あります。

■ 予防接種時には『注入前の吸引』が行われてきましたが、現在は一般にはかえって痛みも増やす可能性があり不要とされてきています(Cmaj 2015; 187:975-82.)。

■ さらに予防接種時の痛みを減らすための方法として、迅速接種(ゆっくり注入ではなく、急速に注入する)ほうが痛みが少ないという報告もあります。

■ そして急速注入に関しては、実践的な方法がランダム化比較試験で報告されていますのでご紹介します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

生後4~6ヶ月の113人を『事前吸引ありの緩徐なワクチン接種群』と『事前吸引なしのワクチン迅速ワクチン接種群』にランダム化し、痛みの評価を行ったところ、

 ✅ 平均MBPSスコア(痛みの目安になる指標)は、標準群が5.6点(95%CI 5~6.3点)vs 介入群 3.3点(95%CI 2.6~3.9点)と高かった(p<0.001)。

 ✅ 標準群では、57人中47人(82%) vs 56人中24人(43%)と啼泣する傾向が高く、啼泣する時間が中央値 14.7秒(IQR 8.7~35.6)vs 0秒(IQR 0~11.30)と長く、注射に時間が中央値 8.8秒(IQR 7.9~10.3)対0.9秒(IQR 0.8~1.1)と長くなる傾向があった(p<0.001)。

 

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