日本における、重篤な牛乳アレルギーの小児に対する経口免疫療法の結果は?(ORIMA試験)
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年齢が長じるまで継続した乳アレルギーのリスクは高く、治療も簡単ではない

■ 年齢が高くなるまで継続した乳アレルギーは、世界的に大きな問題として指摘されるようになっています。

■ 経口免疫療法はひとつの治療選択肢として提示されますが、重篤な乳アレルギーに対する成功率は高くはありません。

■ 最近、日本における乳の緩徐経口免疫療法(ゆっくり増量する)のランダム化比較試験、ORIMA試験の結果が発表されました。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

10mL以下の牛乳でアレルギー症状が誘発される小児(3~12歳)28人に対し、緩徐免疫療法で100mLまで増量させる介入群、完全除去群にランダム化し、1年後に乳100mLの経口負荷試験のクリア率を比較したところ、

 ✅ 緩徐経口免疫療法群では、OFCの陰性率が対照群に比較して有意に高かった[14人中7人(50%) vs 14人中0人(0%); p < 0.01]

 ✅ 試験期間中にアドレナリンが必要となったのは、治療群では14人中6人(43%)、対照群では14人中0人(0%)だった。

 

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