熱帯地域では、『必要に応じ』保湿剤を塗布することでアトピー性皮膚炎の発症リスクを低下させるかもしれない
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アトピー性皮膚炎の発症予防に対する保湿剤の定期塗布に関し、熱帯地域であるタイからの報告がありました。

■ 新生児期からの保湿剤定期塗布で、アトピー性皮膚炎の発症リスクを低下させることが報告されたあと、現在までさまざまな報告が積み上がってきています。

■ ただし、最近の大規模研究では『予防できない』とう結果も多くなっています。

■ このあたりに関しては、すこし考察しています。

■ そして最近、熱帯地域のタイからの報告が欧州皮膚科膚科性病科学会雑誌(European Academy of Dermatology and Venereology)から公開されました。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

熱帯地域であるタイにおいて、生後3週間以内からの新生児115人を5種類から選択した保湿剤を定期塗布する群と対照群にランダム化し、生後6ヶ月までのアトピー性皮膚炎の累積発症率を比較したところ、

 ✅ エモリエント剤使用群では、6ヵ月後のADの累積発生率が有意に低下した(相対リスク; 0.39; 95%CI 0.24-0.64;P<0.001)

 ✅ エモリエント剤使用群は、対照群と比較して、ADの発症開始時期が遅く、ADの重症度も低かった(P < 0.001) 

 ✅ エモリエント剤塗布のアドヒアランスに関し、中程度のアドヒアランスよりも低いアドヒアランスのほうが、AD患者数が少ないことと関連していた(P = 0.008)

 

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