ヤケヒョウヒダニに対して早期に感作すると、その後のアレルゲンへの感作も進みやすいかもしれない

アトピーマーチは経皮感作だけでなく、『感作が感作をよぶ』という面からも考えられるようになっている。

■ 『アトピーマーチ』の問題は、経皮感作の面から考えられていました。

■ もちろんそのルートは確かだとしても、最近、『感作そのもの』が他の感作を呼ぶのではないかという考え方も出てきています。

■ そのテーマでの報告。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

German Multicenter Allergy(MAS)コホート研究に参加した722人の児において、生後6ヶ月と18ヶ月時のダニへの曝露と、1歳から20歳時のダニの感作パターンを比較したところ、

 ✅ 感作が早期に開始したり、親の花粉症、ダニへの曝露の強さは、より幅広く多分子の感作に関連した。

 ✅ 幅広く感作すると、感作されていないよりも、ダニに関連するアレルギー性鼻炎・喘息のリスクが有意に高くなった。

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