プロバイオティクスを併用した経口免疫療法が注目されている。
■ 経口免疫療法にプロバイオティクスを併用するという臨床的介入が検討されています。
■ そして、最近のCEA(英国アレルギー免疫学会の公式雑誌)に、このテーマの研究結果が報告されていましたので共有します。
この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?
1歳から10歳のピーナッツアレルギーの小児62人を、プロバイオティクスを併用したピーナッツ免疫療法群とプラセボ群にランダム化し、有効性を比較したところ、
✅ プロバイオティクス+ピーナッツによる経口免疫療法は、sIgEとsIgG4の経時的変化と関連した。
✅ 唾液中のピーナッツ sIgA は、治療開始 4 ヵ月後にはすみやかに増加した(PPOIT vs. Placebo, GM 比: 2.04, p = .014)が、治療後には減少した。
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