食物アレルギー(病因) 口腔アレルギー症候群(OAS)の発症リスクはどんなものがあるか? 花粉食物アレルギー症候群(Pollen food allergy syndrome; PFAS)が増加しており、問題となっている。 ■ もともと口腔アレルギー症候群(OAS)は、アレルギー症状が口腔咽頭から全身に波及し、まれにアナフィラキシーまで進展する現象として提唱されましたが、現在は、OASを花粉食物アレルギー症候... 2021年11月18日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 学校にあるテーブル拭きや床のホコリには、どれくらい食物アレルゲンが含まれるのか? 家庭のホコリの中には、食物アレルゲンが含まれる。では、学校ではどうでしょうか? ■ たとえば、家庭での卵摂取は、ハウスダスト中の卵アレルゲンを増やすことが知られています。 ■ そして、日本の家庭のおおくは、ダニアレルゲンよりも多い卵アレルゲンがあることが知られており、感作の原因になることが示唆されています。 ■ では、... 2021年10月20日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 小麦アレルギーがある児は、『古代小麦』に対しても同様にアレルギー反応を起こす可能性が高い 『古代小麦』のアレルゲン性が低いとは本当か? ■ 食物アレルギーが増えてくるに従い、さまざまな情報がインターネットに拡散しており、一部には問題のある情報もすくなからず見受けられます。 ■ その一つに、『古代小麦は小麦アレルギーがあってもたべられる』というものがあります。 ■ 古代小麦というのは、品種改良がすすんでいない... 2021年9月26日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 加熱乳と非加熱乳における経口免疫療法は、どちらが有効でリスクが低いか? 牛乳の免疫療法、加熱乳がいいか?非加熱乳がいいか? ■ 牛乳アレルギーは少なくありませんが、経口免疫療法(標準的な治療ではありませんのでご留意ください)を行うにあたって『牛乳は加熱したほうがよいですか?』という質問を受けることがあります。 ■ 個人的には、日本で販売されている牛乳はすでに加熱されて販売されていることもあ... 2021年9月7日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 近くにあるピーナッツから拡散するタンパク量で、どれくらいピーナッツアレルギーの症状が起こりうるか? 近くにあるピーナッツがあると、空気中に浮遊するピーナッツ蛋白質に重篤なピーナッツアレルギーを起こしうるか? ■ 日常診療で、周囲で摂取している食物に対して皮膚や目が赤くなるなどの軽微な症状の訴えを経験することがあります。 ■ このあたりはなかなか判断が難しいことが多く、『摂取するひとが多い環境で食物アレルゲンが拡散する... 2021年7月19日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) ナッツアレルギーがあっても、そのナッツを識別できるとは限らない ナッツ類は多くの種類があるが、それをどれくらい識別可能か? ■ ナッツ類はおおくの種類があり、それぞれにアレルギーが起こりえます。 ■ では、その種類を識別できるかというと、結構むずかしいかもしれません。 ■ たとえば、下記のようなナッツを、どれがどれかを鑑別することは可能でしょうか(図はJ Allergy Clin ... 2021年6月22日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) 食物経口負荷試験時に主観的な口腔内症状がある場合、負荷試験を継続するか?中止するか? 食物経口負荷試験中に、口腔内症状があった場合に負荷試験を継続するか否か? ■ 食物経口負荷試験において、少量の負荷で口腔内症状(口腔内の違和感やかゆみなど)が出現することはよくあります。 ■ しかし、その後負荷量を増やしていっても、それ以上の症状を来さないことも多く、その場合は負荷試験陰性(もしくは判定不能)の結果にな... 2021年6月21日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 乳児期の食物アナフィラキシーの原因アレルゲンは? 乳児期にも食物によるアナフィラキシーはある。 ■ 乳児期のほうが、より高い年齢層よりもアナフィラキシーの頻度は少なく症状がかるいのではと言う報告もありますが、厳然として 乳児期にも食物によるアナフィラキシーはあります。 ■ では、乳児期の食物アナフィラキシーの原因アレルゲンは、どんなものがあるのでしょうか? ■ 仏国か... 2021年6月4日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) ピーナッツを1歳以降に開始すると、1歳未満に開始するよりもピーナッツアレルギーを発症しやすくなるかもしれない ピーナッツを早期開始するプラクティスが、ピーナッツを多く消費する国を中心にひろがっている。 ■ ピーナッツ早期開始によるピーナッツアレルギーの発症予防を示したLEAP試験が発表され、ピーナッツの消費が多い国においてガイドラインが書き換わりました。 ■ そして、オーストラリアでは1歳までに開始をする児が9割に達しています... 2021年6月3日 pedallergy2016
食物アレルギー(予後) 魚アレルギーは、どれくらい自然軽快するか? 魚アレルギーの予後に関する報告は少ない。 ■ 魚アレルギーがどれくらい改善するかに関しては、あまり報告がなく、一部、自然軽快があるかもという報告がある程度でした(Solensky R. Resolution of fish allergy: a case report. Annals of Allergy, Asthm... 2021年6月1日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 皮膚への接触や吸入により、重篤なピーナッツアレルギー反応はどれくらい起こりうるか? 食物アレルギーのある児を、『同室で他の子どもたちと摂食してもよいか?』という問題はなかなか答えを出すことは難しい。 ■ 重篤な食物アレルギーのある児を他の児と同室で摂食させてよいか?というテーマは、個別に考えていかなければならない難しい問題です。 ■ 多くの場合は同室で摂食可能ではあると思われるのですが、重篤な患者さん... 2021年5月23日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 日本における、重篤な牛乳アレルギーの小児に対する経口免疫療法の結果は?(ORIMA試験) 年齢が長じるまで継続した乳アレルギーのリスクは高く、治療も簡単ではない ■ 年齢が高くなるまで継続した乳アレルギーは、世界的に大きな問題として指摘されるようになっています。 ■ 経口免疫療法はひとつの治療選択肢として提示されますが、重篤な乳アレルギーに対する成功率は高くはありません。 ■ 最近、日本における乳の緩徐経口... 2021年5月16日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 英国における食物によるアナフィラキシーは増加しており、厳しいアナフィラキシーの要因として乳が増えている アナフィラキシーの増加が、世界的な問題となっています。 ■ アレルギー反応の中でも強いアレルギーであるアナフィラキシーの増加が、世界的に問題となっています。 ■ そして最近、英国におけるアナフィラキシーの大規模研究結果が報告されています。 ■ 原因としてはナッツ類が多くなっているのですが、とくに学童期では乳による重篤な... 2021年5月3日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) ペプチドミルク(Eあかちゃん)は、加水分解乳(MA-mi)よりも、乳アレルギーを耐性させやすいかもしれない 乳アレルギーは、年齢が長じるまで持続しナッツと同様に重篤な経過をとることが増え、しかも治療に難渋する食物アレルギーと指摘されるようになっています。 ■ 乳アレルギーは、世界的に問題となっています。 ■ 重篤なアナフィラキシーに関しナッツ類に目が行きがちですが、現在、年齢が長じるまで持続する乳アレルギーが増え、亡くなる可... 2021年4月29日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) サルブタモール(ベネトリン)吸入で、食物負荷試験時の腹痛が改善する? 食物負荷試験時の腹痛が、気管支拡張薬で改善する? ■ 食物負荷試験時におこった呼吸器症状には気管支拡張薬が用いられます。 ■ しかし、気管支拡張薬が負荷試験時の『消化器症状』にも有効かもしれないという後ろ向き研究が、JACI in practiceに発表されていました。 ■ 本文が読めなかったので(後日また読めるように... 2021年4月27日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 離乳食早期導入により、ナッツ類の気道吸引事故が増えているかもしれない 離乳食早期導入は普及しているものの、ナッツ類の導入にはリスクにも留意する必要がある。 ■ ピーナッツアレルギーの発症予防を確立したLEAP試験以降、『離乳食早期導入』が注目されるようになりました。 ■ たとえば、オーストラリアでは1歳までのピーナッツの導入率は約9割に達したという報告もあります。 ■ 離乳食早期導入は食... 2021年4月19日 pedallergy2016