アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎に対し、各種の微量ミネラルやビタミンが有効か? 微量ミネラルやビタミンとアトピー性皮膚炎の関連を尋ねられることがありました。 ■ 最近、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の関連だけでなく、他の微量元素やビタミンとアトピー性皮膚炎の関連を尋ねられることがありました。 ■ 個人的には、栄養のバランスを優先して、あまりこだわらないほうがと考えていると伝えた上で、ビタミンDや... 2020年1月22日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(病因) 睡眠不足は、皮膚の老化や回復に関係するか? 睡眠不足は、アトピー性皮膚炎の悪化や皮膚のダメージからの回復に影響するか? ■ アトピー性皮膚炎は、睡眠の質の低下を招き、さらには生活の質の低下に結びつきます。 ■ しかし逆に、睡眠不足がアトピー性皮膚炎そのものを悪化させるかに関しての報告は思った以上に少ないです。 ■ ここは『当然でしょう』の心理が働いているのではな... 2020年1月19日 pedallergy2016
アレルギー性鼻炎(治療) 頸部のリンパ節に対する、経リンパ節免疫療法の初報告 免疫療法の新しいルート、リンパ節。 ■ 免疫療法の問題点の一つとして、『時間がかかる』というものがあります。 ■ 経口、舌下、経皮、皮下などのルートがこれまで提案されており、それぞれ利点・欠点もありつつ、発展してきています。 ■ 最近、あたらしく提案されてきているルートに『リンパ節に直接アレルゲンを注入する』というもの... 2020年1月16日 pedallergy2016
アレルギー一般(治療) イヌのアレルゲン量は、洗浄で減少するか? イヌを洗うと、アレルゲン量は低下するか? ■ 先日、ネコアレルゲンに関して週2回の洗浄により低下させる可能性があることをご紹介しました(現実的には難しいと思われます)。 ■ では、イヌアレルゲンに関して、洗浄は有効でしょうか? この論文でわかったことを、ざっくりまとめると? イヌ25匹の洗浄前3日間と洗浄後連続7日... 2020年1月15日 pedallergy2016
アレルギー一般(治療) ダニを通さないカバーは、アレルギー疾患の予防や治療に有効か? ダニを通さないカバー(高密度繊維カバー)は、アレルギー疾患に有効か? ■ 日常診療のなかでは、ダニを通さないカバー(高密度繊維カバー)はおすすめすることがありますし、実際にアトピー性皮膚炎や気管支喘息の治療に有効という研究結果もあります。 ■ しかし、高密度繊維カバーは全員に有効なわけではありません。 ■ 環境整備に関... 2020年1月14日 pedallergy2016
アレルギー一般(病因) ネコアレルゲンは、衣服を通して拡散しているかもしれない ネコのアレルゲンは粘着力が強く、衣服により拡散することが報告されています。 ■ ペットに関してのアレルゲン対策は、決して簡単ではありません。 ■ 現実的には、飼育の中止が有効な方法なのかもしれませんが(Chest 2005; 127:1565-71.)、もちろんそんなに簡単なことではないでしょう。 ■ ネコのアレルゲン... 2020年1月13日 pedallergy2016
アレルギー一般(治療) ネコを洗浄するとネコアレルゲン量は低下するが、1週間も維持されない ネコを洗浄して、どれくらいのネコアレルゲンを減少させることが出来るのか? ■ ペットのアレルギーにより、全米で年間50万~100万回以上の喘息発作があるという試算もあります。 ■ しかし、ペットのアレルゲンにどう対応するかは、難しいテーマです。 ■ 究極的には『手放す』になってしまうのですが、一方で、『ペットテラピー』... 2020年1月12日 pedallergy2016
アレルギー一般(治療) 家庭向け衣類乾燥機で、ダニは死滅するか? 家庭向け衣類乾燥機は、殺ダニに有効か? ■ 衣類乾燥機による殺ダニ効果を検討した研究は少なく、私が知っている範囲では学会報告のみです。 ■ その学会報告をご紹介します。 この論文でわかったことを、ざっくりまとめると? 家庭用衣類乾燥機に、ダニを植え付けたブランケットを置き、10、20、30分間置いたあとのダニの生存数... 2020年1月11日 pedallergy2016
アレルギー一般(治療) どれくらいの温度や時間を加えると、殺ダニできる? どれくらいの温度を、どれくらいの時間加えると、ダニは死滅するのか? ■ ダニを減らすという環境整備は、なかなか難しいものです。 ■ 天日干しがカーペットにいるダニを殺ダニできるという報告はあります( Journal of allergy and clinical immunology 1994; 93:1072-4.)... 2020年1月10日 pedallergy2016
アレルギー一般(治療) どれくらいの紫外線照射により、ダニを死滅させうるか? 紫外線照射は、ダニをどれくらい死滅させるのか? ■ ダニの繁殖しやすさは、温度と湿度により大きくなります。 ■ また、『殺ダニ』と『繁殖しにくい環境』という点も区別しなければならないと思っています。『温度を上げることでダニを殺すこと』と、『乾燥させることでダニが繁殖しにくい環境を作ること』は別、ということです。 ■ で... 2020年1月9日 pedallergy2016
気管支喘息(病因) 喘息の悪化要因となるというハウスダスト1gあたりチリダニ”10μg”の報告した初期の研究 ハウスダスト中のダニの量と、喘息との関連。 ■ 喘息に関して調べていると、たびたび出てくるの『ダニへの曝露量の目安』です。 ■ ハウスダスト1gあたりのダニの蛋白質量が10μgを超えるとリスクが高くなり、2μgを下回るとリスクが低くなるとされています。 ■ これらの検討は、1990年代の古い研究で基本的には終わっていま... 2020年1月7日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 赤身肉に対するアレルギーは、マダニに噛まれると増え、血液型がB型であると少なくなる 赤身肉に特有なアレルギーがあり、マダニに噛まれると増え、B型の血液型のほうが少ないことが知られています。 ■ 一般的に、「血液型」は普段から知っておく必要はありません。 ■ 血液型で性格診断はできませんし、緊急輸血時ですら、「クロスマッチ」という検査で再度血液型を確認しますから。 ■ ただ、『血液型がB型だと、赤肉の獣... 2020年1月4日 pedallergy2016
薬物アレルギー(診断) ペニシリンに対する明らかなアレルギーがあっても、『側鎖』が異なると使用できるかもしれない 『ペニシリンアレルギー』に関しては、難しい問題が多くあります。 ■ 2020年最初の論文紹介は、マニアックな薬物アレルギーがテーマです。 ■ 『薬物アレルギー』は、アレルギー専門医もなかなか評価に難渋する相手です。 ■ 診断は、詳細な病歴から暴露試験になってしまうので、手間もコストも高くなってしまいます。 ■ たとえば... 2020年1月2日 pedallergy2016
気管支喘息(病因) ダニが気管支喘息の悪化原因になっていることを報告した初論文 ダニが喘息の悪化要因ではないかと報告した初の論文。 ■ 今回は最新論文ではありません。 ■ ダニが喘息の悪化の原因になることは、現在ではほとんどの方がご存知でしょう。 ■ そのきっかけになった論文です。1969年発表…50年前ですね。 ■ なお、IgEは、日本の石坂夫妻によって1966年に発見されています(すごいです…... 2019年12月31日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 赤色色素として使われるコチニールによる食物アレルギーは、どのような特徴があるか? コチニールは、カイガラムシという昆虫から作られる赤色色素の原料です。 ■ コチニールは、カメムシ目カイガラムシという昆虫から製造される赤色色素になります。 コチニール色素(Wikipedia) ■ この色素は口紅などに使用されていたため、経皮感作によりアレルギーを獲得し、コチニールが含まれた赤色の食べ物で症状が誘発され... 2019年12月29日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 手湿疹のまま魚を扱った仕事を継続すると、魚アレルギーを発症しやすくなる? 経皮感作による食物アレルギーの発症は、子どもにのみ関係した話題ではない。 ■ 職業的に食品を扱っていて、さらに手湿疹があると、成人でも食物アレルギーを発症するリスクがあがることが報告されています。 ■ 『経皮感作』といって、湿疹を起こした皮膚から感作(アレルギーに関連するIgE抗体がつくられること)が進むという機序によ... 2019年12月28日 pedallergy2016