食物アレルギー(診断) 大豆アレルギーGly m 8Gly m 5αサブユニット 大豆アレルギーの診断性能を上げる、新しい融合蛋白コンポーネントとは? 大豆も、一般的な特異的IgE抗体価では負荷試験陽性予測が難しい食物。 ■ 大豆アレルギーは、一般的な特異的IgE抗体価で負荷試験陽性予測が難しい食物のひとつです。 ■ 一部、豆乳に多く含まれるGly m4は、特に成人に関しては豆乳アレルギーに関して道を開きましたが、残念ながら小児の一般的な大豆アレルギーの診断には大きな... 2019年4月24日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) ゴマアレルギー ゴマアレルギーにおいて、ゴマ特異的IgE抗体価や皮膚テストは診断に有用か? ゴマアレルギーは少なくありませんが、IgE抗体価での負荷試験結果の予測が難しいことがわかっています。 ■ ゴマアレルギーもしくは、ゴマアレルギーを心配されている方は少なくありませんが、現在保険適応のある範囲の血液検査や皮膚プリックテストの有用性は低いことが報告されています。 ■ そして負荷試験自体がそれほど多く行われて... 2019年4月23日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 経口免疫療法食物アレルギー治療 経口免疫療法で目標を達成しても、継続摂取しなければ再燃するかもしれない 経口免疫療法は、摂取できるようになっても継続した摂取が必要とされています。 ■ 経口免疫療法は、「症状が出ない量で継続して摂取すると一部のアレルギー患者が摂取できるようになる」という治療法ですが、リスクがあるために標準的な治療法ではありません。 ■ さらに付け加えるならば、年齢が長じてから治療を行って達成しても、継続し... 2019年4月21日 pedallergy2016
アレルギー性鼻炎(治療) 舌下免疫療法ダニ ダニ舌下免疫療法は、5歳以降の小児にも有効である 舌下免疫療法が普及期に入ってきており、小児でも適応が拡大してきています。 ■ 舌下免疫療法は広く使用されるようになってきました。 ■ 小児に対しても有効性があることは確かで、すでにスギ舌下免疫療法の報告はご紹介しました。 ■ そこで今回は、ダニ舌下免疫療法の小児に対する効果を示した報告をご紹介します。 この論文でわか... 2019年4月20日 pedallergy2016
皮膚疾患(総合) 紫外線日焼け止め 「子ども向け」のサンスクリーン剤は、本当に「優しい」か? ■ 日焼け止め(サンスクリーン)に関して、「子ども向け」という表示が何をもって子ども向けとしているのか未だによくわかりません。特に決まりもないようです。■ 今回紹介するのは、「子ども向け」の日焼け止めが本当に感作のリスクが低いかをみた研究です。... 2019年4月18日 pedallergy2016
皮膚疾患(総合) 日焼け止めサンスクリーン光老化 緯度が高い地域に住むほうが紫外線曝露が少なく肌年齢が若いかもしれない 光老化を示唆する、興味深い報告をご紹介します。 ■ 最近、和文の教科書を読んでいて「秋田は鹿児島に比べて紫外線が1/2で、10歳若く見える」という文章を見かけました。 ■ 参考文献が示されていなかったので調べてみると、その元情報と思われる文献をみつけました。 ■ なお、この記事は鹿児島の方になにか申し上げたいわけではな... 2019年4月17日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 食物アレルギー予防ピーナッツアレルギー 英国よりイスラエルでのピーナッツアレルギーが少ない理由は? 少し古いですが、「離乳食早期導入」が食物アレルギーの発症を予防する可能性を示した有名な研究をご紹介します。 ■ みなさんは既に、「離乳食早期導入」が食物アレルギーを予防する可能性があることをご存知かと思います。 ■ 臨床的な介入研究は一般に、基礎研究から理論的に組まれたり、疫学的な研究結果から臨床研究が組まれたりします... 2019年4月16日 pedallergy2016
皮膚疾患(総合) 診断Repeated Open Application Test接触性皮膚炎 接触性皮膚炎を調べる『反復塗布テスト』は標準化されているか? 『反復オープン塗布テスト(Repeated Open Application Test; ROAT』とは? ■ 私は、接触性皮膚炎を調べるのは皮膚科の先生方の専門領域と思っています。 ■ 金属パッチテストなどに関しては、標準化された製品が上梓されているものの、その他の製品に関しては決して簡単ではないからです。 ■ ただ... 2019年4月15日 pedallergy2016
皮膚疾患(総合) おむつ皮膚炎シッカロール亜鉛華軟膏おむつかぶれ おむつかぶれ予防は、ベビーパウダーか?亜鉛華軟膏か? おむつかぶれ(おむつ皮膚炎)予防に、ベビーパウダーが良いか?亜鉛華軟膏が良いか? ■ この論文にはタルカムパウダーという用語になっていますが、日本ではベビーパウダーという言葉のほうがしっくりくるようです。 ■ おむつ皮膚炎の発症予防に対し、ベビーパウダーと亜鉛華軟膏の有効性を比較した検討。こういう研究は少なく、たまたま... 2019年4月14日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 食物アレルギー予防ピーナッツアレルギー ピーナッツアレルギー予防ガイドライン改訂(海外)に関する患者さん向けの記事 ■ 「離乳食を遅らせること」はすでに食物アレルギー予防には有効でないことはわかっており、2008年以降その推奨は取り下げられています。■ そして、「授乳・離乳の支援ガイド」が2019年改定版として10年以上ぶりに改定され、生後6ヶ月から卵黄の開始が提唱されました。■ これは、「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」を受け... 2019年4月12日 pedallergy2016
アレルギー性結膜炎(治療) アトピー性皮膚炎アレルギー性角結膜炎 まぶたや眼の周囲にステロイドを使用すると、白内障や緑内障のリスクになるか? ■ ステロイド外用薬は、眼の周囲にも使用されることがあり、そのステロイド外用薬は潜在的に「眼圧をあげる可能性」があります。■ しかし、その可能性はそれほど高いものではなく、最近、眼圧を2回以上測定したアトピー性皮膚炎患者65人において、眼圧が上がった例はなかったという報告があります(Allergology intern... 2019年4月9日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) デュピクセントデュピルマブ結膜炎 デュピルマブによる結膜炎は、アトピー性皮膚炎そのものに関連する? デュピルマブ(商品名デュピクセント)を使用すると、結膜炎を発症することが知られています。 ■ デュピクセントは、アトピー性皮膚炎治療に革新をもたらそうとしています(高価であること、注射剤で定期的な使用が必要であること、小児適応はないことが問題点です)。 ■ デュピクセントの副作用は比較的少ないようですが、一部に重症の結... 2019年4月6日 pedallergy2016
じんましん(原因) じんましん病因 慢性特発性じんましんになりやすい要因はなにか? ■ 慢性特発性じんましんは、子どもにも稀ならず見られる疾患です。■ では、慢性特発性じんましんは、どのような人に起こりやすいのでしょうか?■ イスラエルからの大規模横断研究の結果をご紹介します。... 2019年4月5日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 抗菌薬抗生剤気管支喘息 喘息入院時に抗菌薬治療を行うと、治療失敗率は変わらず入院期間が長くなる 喘息発作時に抗菌薬は有効でしょうか? ■ 喘息発作の多くにウイルス感染を伴い、細菌感染により悪化するケースは少ないです。 ■ ですので、細菌に有効である抗菌薬は多くの場合有効ではないはずですが、使用するケースは少なからず見受けられます。 ■ では、その抗菌薬はよいアウトカムを導いているのでしょうか?むしろ悪いアウトカム... 2019年4月4日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(予防) 予防アトピー性皮膚炎ビタミンD紫外線 ビタミンD内服よりも日光浴の方が、アトピー性皮膚炎発症予防に有効かもしれない 「ビタミンD仮説」というアトピー性皮膚炎の発症因子は、日照時間から推論されていました。 ■ 「ビタミンD仮説」は、最初は疫学的な研究から推論されています。 ■ 例えば、米国のなかでも北のほうがエピペン(アナフィラキシー時に使用する緊急薬)の処方率が高いなどです(Mullins RJ, et al. Curr Aller... 2019年4月3日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 気管支喘息ピークフロー ピークフローに基づく、喘息の自己管理は有効か? 喘息の自己管理は、ピークフローメータを参考に行うことが推奨されています。 ■ 喘息の自己管理は、たとえば糖尿病における血糖値のように、ピークフローメータという簡単な呼吸機能検査に基づくことが推奨されています。 ■ インスタでピークフローメータの説明をしていますのでご参照ください(もちろん、購入時は医師にもご相談を)。 ... 2019年4月2日 pedallergy2016