花粉症に対する『ステロイド筋注』はリスクがある。 ■ 2005年の報告ですが、季節性アレルギー性鼻炎に対するデポステロイド注射は、デンマークでよく使用されていたそうです(Stubbe Østergaard M, Østrem A, Söderström M. Hay fever and a single intramu...
そば特異的IgE抗体価で、そばアレルギーを予測することは困難。 ■ そばアレルギーは、決して少なくない食物アレルギーですが、特異的IgE抗体価で予測困難です。 ■ そのため、コンポーネント検査が期待されています。 ※Fag e 3特異的IgE抗体価の保険適用は現状ではありません。 Yanagida N, Sato S...
食物アレルギーは、大きく増加している ■ 最近、重症アトピー性皮膚炎に対して使用されるデュピルマブ(商品名デュピクセント)が、食物アレルギーを媒介する特異的IgE抗体を低下させ、さらに誤食時のリスクを低下させるという報告がなされました。 Spekhorst LS, van der Rijst LP, de Graaf...
慢性じんましんは生活の質を大きく下げる。 ■ 慢性蕁麻疹は、強いかゆみを伴うこともあり、生活の質もさがるとされています。 ■ そして最近、オマリズマブが実際の臨床においてどれくらい有効かを検討した報告がなされました。 Hide M, Fukunaga A, Suzuki T, Nakamura N, Kimura M...
学校関係者の方々との食物アレルギーの知識の共有は重要です ■ 食物アレルギーの知識の共有が、食物アレルギー児のリスクを減らしうることは多くの研究があり、そのひとつを共有します。 Canon N, Gharfeh M, Guffey D, Anvari S, Davis CM. Role of Food Allergy...
早期に『複数の離乳食を少量』開始することに、リスクはないか? ■ 早期に離乳食を開始すると、すくなくとも、卵とピーナッツアレルギーの発症が予防できる可能性が示唆されています。 ■ では、離乳食早期に『多種アレルゲン』を負荷した場合はどうでしょう? Quake AZ, Liu TA, D’Souza R, Jackso...
アトピー性皮膚炎の重症度を予測する因子とは? ■ アトピー性皮膚炎の重症度が高くなるリスクファクターはさまざまですが、JEADVにフィンランドにおける横断研究がありました。 Salava A, Salo V, Leppänen J, Lauerma A, Remitz A. Factors associated wi...