感染症(病因) ヒトメタニューモウイルス感染症は、成人でも入院の原因となるウイルスである ヒトメタニューモウイルスは、2001年に同定された比較的新しい、主に呼吸器感染症の原因となるウイルスです。 ■ ヒトメタニューモウイルスは、RSウイルスに似た臨床症状を示す、主に呼吸器感染症を起こす原因ウイルスです。 ■ 2001年にはじめて同定された、比較的あたらしいウイルスで、5歳までにおおくの小児が感染することか... 2022年10月10日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) 新生児乳児食物蛋白誘発胃腸症の際、SCCA2は高値となるか? アトピー性皮膚炎のバイオマーカー『SCCA2』は、新生児乳児食物蛋白誘発胃腸症の鑑別に有用か? ■ SCCA2は、15歳以下のアトピー性皮膚炎の重症度判定に有用なバイオマーカーです。 ■ 現在、汎用されている『血清TARC』もとても重要ですが、年齢が低いほど自然に高くなってしまうという特性もあるため、留意しながら使用... 2022年10月2日 pedallergy2016
救急(集中治療) 首浮き輪に対するFDAの警告:ほぼ全訳 入浴中の浮き輪に関しての話題を、多く見かけるようになりました。 ■ 首浮き輪に対する小児科医からの指摘を、SNSで多く見かけるようになっています。 ■ 小児における溺水(おぼれること)は、不慮の事故の原因として依然すくなくなく、その予防は考えなければならないテーマです。 【特集】 子どもの事故防止に向けて - 消費者... 2022年10月1日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) ネモリズマブ(ミチーガ)の最大68週間の効果・安全性試験の結果は? 13歳以上のかゆみの強いアトピー性皮膚炎に対し、新規IL31抗体ネモリズマブが保険適用になりました。 ■ ネモリズマブは、かゆみを起こすサイトカインであるIL-31を抑制するモノクローナル抗体です。 ■ 2022年8月より、13歳以上の小児(+体重30kg以上)でも使用できるようになり、生物学的製剤が加わったことになり... 2022年9月27日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) ピーナッツ蛋白質1.5mg(ピーナッツ100分の1粒弱)を摂取して、症状が出現するリスクはどれくらいか? 極々微量のピーナッツが混入した食物を食べて症状を発現するリスクはどれくらいか? ■ 食物アレルギーのあるお子さんの保護者さんから、『工場のラインでの混入の可能性』に関して尋ねられることがよくあります。 ■ しかし、『どれくらいのリスクか』を答えることは簡単ではなく、負荷試験をせざるを得ない場合も少なからずあります。 ■... 2022年9月20日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(診断) 生後3~5ヶ月のアトピー性皮膚炎における血清TARC値は、どれくらいを示すか? 血清TARC値は、アトピー性皮膚炎の重症度や診断に臨床上有用な検査。 ■ 血清TARC値は、アトピー性皮膚炎の重症度を推定するために、重要な検査となっています。 ■ しかし、低年齢であるほど数値が高くなる傾向があり、乳児ではそれ以上の年齢のアトピー性皮膚炎の子どもよりも高くなります。 ■ 現在使用されている生後6ヶ月児... 2022年9月19日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) ピーナッツアレルギーのある児は、他の豆類にどれくらい感作されているか? ピーナッツは豆類。 ■ ピーナッツは、ナッツという言葉がついていますが、生物の分類的には豆類です。 ■ そして、マメ目→マメ科→ラッカセイ属:ピーナッツ、マメ目→マメ科→大豆属:大豆、マメ目→マメ科→エンドウ豆属:エンドウマメと、生物学的に分類されます。 ■ しかし、ピーナッツアレルギーのある方でも、多くの場合、大豆や... 2022年9月18日 pedallergy2016
アレルギー一般(予防) デュピルマブは、成人のアトピーマーチを防ぐ? アトピーマーチの予防は、さまざまに試みられてきていますが確定的な方法はないのが現状です。 ■ アトピーマーチとは、おおくはアトピー性皮膚炎を起点として他のアレルギー疾患が行進曲(マーチ)のように現れてくる現象をさします(現在はそれだけではないことが指摘されていますが)。 ■ 最近、さまざまな生物学的製剤やJAK阻害薬な... 2022年9月15日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(副作用・害) アトピー性皮膚炎は、網膜剥離のリスクを上げるかもしれない アトピー性皮膚炎は、白内障のみならず網膜剥離のリスクを上げるかもしれない ■ アトピー性皮膚炎が白内障のリスクになることが報告されています。 ■ 一方、網膜剥離もアトピー性皮膚炎患者に高率に発症することが報告されています。 ■ 網膜は、眼球の一番奥にある光をうつすスクリーンに当たる細胞で、網膜がはがれる病気で、視力が... 2022年9月7日 pedallergy2016
感染症(予後) 新型コロナに罹患した後、動静脈血栓症のリスクは上がるか? 新型コロナに罹患後、長期間の凝固異常をきたすことが分かっている。 ■ 新型コロナに罹患したときの動静脈塞栓症のリスクに関して関心が高まっていると思います。 ■ 小児に対するデータというわけではありませんが、最近、 Lancet Infectious Diseases誌に新型コロナに罹患した症例における、静脈・動脈血栓症... 2022年9月5日 pedallergy2016
感染症(予後) 新型コロナで入院した児に、神経学的合併症はどれくらいあるか? 新型コロナで入院した児に、急性期の神経学的合併症はどれくらいあるか? ■ オミクロン株の流行にともない、熱性けいれんをおこした小児が受診されることが増えており、最近の研究結果でもそのことが裏付けられています。 感染小児、発熱・けいれん増=オミクロン株流行期を分析―成育医療研など ■ それだけでなく、脳症の報告も増えてい... 2022年9月4日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 重症アトピー性皮膚炎に使用されるJAK阻害内服薬は血栓のリスクを増やすのか?:メタアナリシス JAK阻害内服薬は、血栓のリスクを増やすのか? ■ 内服JAK阻害薬は、アトピー性皮膚炎の治療に応用され、広がってきています。 ■ 一方で、日本ではアトピー性皮膚炎には使用されていませんが、内服JAK阻害薬であるトファシチニブ(商品名ゼルヤンツ)に対し、重大な心血管イベントおよびがん発症のリスクが高いことが示されたとし... 2022年8月30日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(予防) 生後早期からセラミドベースの保湿剤を2ヶ月間塗布すると、1歳までのアトピー性皮膚炎の発症を予防する(STOP AD試験) 保湿剤によるアトピー性皮膚炎の発症予防に関して、否定的な報告が増えている。 ■ アトピー性皮膚炎の発症予防に関して、個人的には保湿剤の定期塗布は有効性があると考えています。 ■ しかし、最近、大規模ランダム化比較試験でその効果を疑問視する報告が増えています。 ■ 一方で、有効性がみとめられなかったという研究結果に対し、... 2022年8月28日 pedallergy2016
アレルギー一般(病因) ネコに噛まれることで、ネコアレルギーを発症したと考えられる7歳女児例 ネコに噛まれて、ネコアレルギーを発症するかもしれない? ■ 動物などに噛まれてアナフィラキシーを起こすという症例報告はさまざまあり、ネコ、ネズミ、ウマ、ハムスターなどが報告されています( Maeda Y, Akiyama K. Anaphylaxis after a cat bite. Allergol Int 201... 2022年8月25日 pedallergy2016
皮膚疾患(腫瘍) 伝染性軟属腫に対する新規外用剤ベルダジマーゲルの有効性:第3フェーズランダム化比較試験 伝染性軟属腫に対する新規外用薬が、開発中のようです。 ■ 伝染性軟属腫は、『外用薬』で治療することは困難で、摘除をするかどうかが議論されることが多くなります。 ■ カンタリジンという甲虫の体液を使う…というランダム化比較試験がありますが、個人的にはすこし刺激感が強いのかなという印象を持っています。 ■ そんな中、最近『... 2022年8月23日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 第2回:(主に)子どもに対する新型コロナワクチンの安全性。ざっくりまとめ。 子どもに対する新型コロナワクチンの安全性。ざっくりまとめました。 ■ 昨日は、子どものワクチンの有効性に関してかんたんにまとめました。 ■ 今回は、主に子どものワクチンの安全性、もしくは新型コロナ感染のリスクの低減に関する最近の報告を4本、『ざっくりと』まとめました。 米国:5歳から11歳の子どもへの新型コロナワク... 2022年8月14日 pedallergy2016