小児科(総合) 『鉄玉子』は、鉄欠乏性貧血に有効なのか? ”鉄玉子”は、鉄欠乏性貧血に有効か? ■ 『”鉄玉子”は鉄欠乏性貧血に有効か?』に関しては、ときどきネットで見かけます。 ■ 要は、鉄鍋や鉄のインゴットが料理にとけて、鉄を無理なく摂取できるのではないか?ということをテーマにしています。 ■ 基本的に私は鉄欠乏性貧血にこれらの方法は禁止もしませんが、『もし効果があればい... 2021年9月28日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(副作用・害) アトピー性皮膚炎があると、頭痛が増える? アトピー性皮膚炎と、『全身性の炎症に伴ったイベント』との関連に関し、報告が増えています。 ■ アトピー性皮膚炎は、さまざまな全身性の問題を起こすことがあきらかになってきており、特に心血管イベントとの関連はひろく論議されるようになりました。 ■ 昨年以降、それ以外のさまざまなイベントに対する報告がふえており、そのうち、頭... 2021年9月27日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 小麦アレルギーがある児は、『古代小麦』に対しても同様にアレルギー反応を起こす可能性が高い 『古代小麦』のアレルゲン性が低いとは本当か? ■ 食物アレルギーが増えてくるに従い、さまざまな情報がインターネットに拡散しており、一部には問題のある情報もすくなからず見受けられます。 ■ その一つに、『古代小麦は小麦アレルギーがあってもたべられる』というものがあります。 ■ 古代小麦というのは、品種改良がすすんでいない... 2021年9月26日 pedallergy2016
感染症(予防接種) イスラエルにおける新型コロナワクチンプログラムは、実際におこる可能性があった重症化数や入院を3分の1にした 新型コロナワクチンによって、実際に感染者や死亡数をどれくらい減らすことができたか? ■ 9月15日のNEJMでは、ファイザー社の新型コロナワクチンの6ヶ月間の効果、9月22日のNEJMでは、モデルナ社の新型コロナワクチンの240日間の効果が示され、よりひろくその効果がわかってきました( Thomas SJ, Morei... 2021年9月23日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナのブレイクスルー感染は年齢が高く併存疾患が多くなるほど多くなり、ワクチン未接種者での死亡リスクは高い 新型コロナワクチン接種時のブレイクスルー感染に関し、関心が高まっています ■ ブレイクスルー感染に関しては、今後考えなければならないテーマです。 (ブレイクスルー感染に関して、忽那先生の記事を御覧ください) 新型コロナワクチン接種後に新型コロナに感染した「ブレイクスルー感染者」の特徴とは ■ そして、最近(9月9日)... 2021年9月20日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 果物と野菜を多く含む食事は、気道炎症を改善するかもしれない 野菜や果物がおおい食事は、こどもの喘息を改善させるか? ■ 最近のシステマティックレビューでは、果物や野菜をしっかり食べることで、全身性の炎症を改善させて喘息によい影響があるという研究結果があります。 ■ 最近、小児に関して小規模なランダム化比較試験が報告されています。 簡単に、ネットラジオVoicyでも解説してみま... 2021年9月19日 pedallergy2016
感染症(予防接種) ファイザー社新型コロナワクチンの3回目接種(ブースター接種)により、抗体価の上昇はどれくらいか? 新型コロナワクチンのブースター接種の是非に関し、議論が続いています。 ■ デルタ株の拡大に伴い、ブースター接種の是非が議論されるようになってきました。 ■ 外来でもときどき聞かれる事が増えてきているテーマですが、十分なデータがない状況でした。 ■ そんな中、9月15日のNEJMに、2本の論文が公開されました。 この論... 2021年9月18日 pedallergy2016
感染症(予防) 学校での新型コロナ発生時、自己隔離をする学校と接触者の抗原検査をする学校で、感染拡大抑制効果に差があるか? 学校が始まり、集団での新型コロナ発生時の対応策が求められている。 ■ 学校や集団保育が開始になり、今後、新型コロナウイルスの発生が懸念されます。 ■ 個人的には、学校の開始はある程度『許容せざるを得ない』と考えていますが、それは感染リスクがないことを意味しません。 ■ そして、感染予防策は重要です。 ■ そして、アウト... 2021年9月16日 pedallergy2016
感染症(予後) デルタ株は他の変異株に比較して重症化する確率が高いが、ワクチンによりリスクが低下する デルタ株の拡大にともない、重症化率の上昇が懸念されています。 ■ いわゆるVOC(Variant of Concern; 懸念される変異株)の感染性が高まっていることは、疫学的なデータによって証明されていますが(Nature 2021; 592(7854): 438-43.)(Nature 2021; 593:321-... 2021年9月12日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 妊婦がmRNA新型コロナワクチンを接種しても、流産のリスクはあがらない 妊娠中の新型コロナワクチン接種に関して、その安全性を検討した報告が、NEJMとJAMAに報告されました。 ■ 妊娠中のワクチン接種に関しては特に、そのリスクを心配されるむきはあるでしょう。 ■ しかし、妊娠中の新型コロナへの罹患自体が、妊婦さんにとっても、こどもさんにとってもおおきなリスクであることもわかっています。 ... 2021年9月11日 pedallergy2016
感染症(病因) 小児においてアルファ株は、これまでの変異株に比較して拡大しやすいのか? 変異株の拡大で、学校や園をどうするかは大きな課題となっている。 ■ これまで、新型コロナと学校の再開に関して、こどもでは感染拡大のリスクは成人ほど大きくはないことが示されていました。 ■ しかし、変異株が小児に対しどのように影響するかに関しては、報告が決して多くはありません。 ■ 海外の報道記事をみていても、専門家の... 2021年9月10日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 加熱乳と非加熱乳における経口免疫療法は、どちらが有効でリスクが低いか? 牛乳の免疫療法、加熱乳がいいか?非加熱乳がいいか? ■ 牛乳アレルギーは少なくありませんが、経口免疫療法(標準的な治療ではありませんのでご留意ください)を行うにあたって『牛乳は加熱したほうがよいですか?』という質問を受けることがあります。 ■ 個人的には、日本で販売されている牛乳はすでに加熱されて販売されていることもあ... 2021年9月7日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチンの交差接種は有効か?:Com-COV試験 交差接種(初回接種/ブースト接種を異種で行うワクチン接種)は有効か? ■ ワクチン交差接種を検討 河野行革相「加速化期待」という報道を見かけましたが、『交差接種』をどうするかに関し、今後議論が活発化しそうです。 ■ 『交差接種』という用語が正式な名称なのか私はよくわかりませんが、『Heterologous prime–... 2021年8月30日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 授乳中の母親がmRNAワクチンを接種すると、母乳中にmRNAワクチンは検出されるか? 新型コロナに対するmRNAワクチンを摂取したあと、母乳中からはmRNAは検出されるか? ■ 授乳中の薬剤に対し、お母さんはどうしても気になるものです。 ■ ”禁忌”の薬剤もあることは確かですが、mRNAワクチンに関しては、むしろ『推奨される』ワクチンとして位置づけられるようになっています。 ■ なぜならば、母親自身の新... 2021年8月25日 pedallergy2016
感染症(診断) 新型コロナに対する唾液検体によるPCR検査は、鼻咽頭検体に比較して陽性率はどれくらい下がるか? PCR検査を唾液で行っても感度に問題はないか? ■ 一部の医療機関で『唾液検体』による新型コロナのPCR検査が行われていますが、この検査の感度が鼻咽頭での検体に比較して低いことは以前から指摘されていました。 ■ では、実際にどれくらい感度は低下するのでしょうか? ■ 今月の13日にJAMAに発表された検討を共有します。... 2021年8月22日 pedallergy2016
感染症(病因) 年少児のほうが、年長児よりコロナの伝播力が高いかもしれない 小児からの新型コロナ感染拡大は、どの年齢からのリスクが高いか? ■ 新型コロナの感染が拡大し、夏休みのおわりが近づいてきました。 ■ これまでは、コロナ拡大における学校に関する影響は比較的軽微なのではないかという報告が多かったです。 ■ 一方で、デルタ株の比率が高くなり、小児が起点になる懸念が高くなってきています。 ■... 2021年8月19日 pedallergy2016