妊娠中の適切な喘息コントロールは、子どもの喘息発症リスクを下げるかもしれない

妊娠中の母の喘息コントロールは子どもの喘息発症リスクを下げるのでしょうか?

■ 最近、母の喘息コントロールを呼気一酸化窒素を目安に行うと児の喘息発症を減らすかもしれないという研究結果が発表されるようになりました。

■ 同じように、デンマークにおける大規模横断研究で、妊娠中の母の喘息コントロールが不十分であると、喘息発症が増えるかもしれないという研究結果がありましたのでご紹介します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

デンマークで出生した子ども675,379人に関し、妊娠中の母の喘息コントロール状態や重症度と児の喘息発症リスクの関連を評価したところ、

コントロールされた軽症喘息の母から出生した子どもと比較した早期発症持続型喘息の発症リスクは、

 ✅ ①コントロールされていない軽症喘息での罹患率 1.19倍 ( 95% CI 1.05-1.35)、②コントロールされている中等症から重症の喘息で 1.33倍(95% CI, 1.09-1.63)、③コントロールされていない中等症から重症喘息 1.37倍 (95% CI, 1.17-1.61)

に高くなった。

 

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