日焼け止めは、新しくできる「あざ」の数を減らすかもしれない

日焼け止めは、新しくできる母斑(あざ)の数を減らすか?

■ 光老化を防ぐ観点から、日焼け止めは広く使用されるようになりました。

■ そして、日焼け止めは新しくできる母斑(あざ)も少なくするかもしれないという報告があります。

■ 少し古典的ですが、JAMAからの報告をご紹介します。

※ この報告での「色素細胞性母斑」は、いってみれば「ほくろ」に近いと考えてよいでしょう。「生まれつきの母斑」や小児で多い「いちご状血管腫」とは異なりますのでご留意下さい。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

カナダのバンクーバーの白人学童(小学校1年生と4年生)458人に関し、SPF30の日焼け止め使用群と非使用群にランダム化して3年間に新しく出来た母斑(あざ)の数を比較した。

 ✅ 日焼け止め群は、対照群よりも母斑(あざ)の新しい発生が少なかった(数の中央値 24 vs 28; P=0.048)。

 ✅ とくに「そばかす」のある児には有効で、日焼け止めを使用しない群に比較して、新しくできる母斑(あざ)が30%から40%少ないことが示唆された。

 

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