小児科(総合) 靴下の匂いは、蚊を引き寄せるかもしれない 蚊は、どのような理由で人間に誘引されるか? ■ 『なぜ私ばかり蚊に刺されるのでしょうか?』という質問をときどき受けます。 ■ 蚊の誘引物質に関しては、多くの成分が同定されています。 ■ 人が吐く二酸化炭素から、最近は皮膚の表面の細菌叢がひとによって異なり、その細菌叢の違いによって誘引する程度がことなるのではないかという... 2021年8月14日 pedallergy2016
小児科(総合) 耳かきをすると咳が誘発される『アーノルド反射』と慢性咳嗽の関係とは? 外耳道を刺激すると咳が誘発される反射を、『アーノルド反射』といいます。 ■ 『耳かきをすると咳がでる』という訴えは、たまに聞くことがあります。 ■ この反射は、『アーノルド反射』としてしられています。 ■ アーノルド反射を報告したフィリップ・フリードリッヒ・アーノルドは、19世紀のドイツの解剖学者で「史上最高の解剖学者... 2021年8月13日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチン接種後、心筋炎・心膜炎をどれくらい発症するか? 新型コロナワクチン後に、心筋炎・心膜炎の発症リスクはあがるのか? ■ 新型コロナワクチン、とくにmRNAワクチン接種後の心筋炎・心膜炎の懸念を持つ方がいらっしゃいます。 ■ たしかにmRNAワクチンを接種後、きわめて稀に心筋炎・心膜炎を起こす可能性はすでに指摘されています。 ■ 1億7700万人以上のワクチンが摂取され... 2021年8月9日 pedallergy2016
感染症(予後) 新型コロナに罹患すると、どれくらい心筋炎・心膜炎を起こしうるか? ワクチン接種後の心筋炎・心膜炎の懸念を持つ方が多くなってきているようです。 ■ mRNAワクチンを接種後、きわめて稀に心筋炎・心膜炎を起こす可能性はすでに指摘されており、CDCでは『接種後に胸の痛み・息切れ・心拍数が多い・不整脈・鼓動が激しくなるなどの感覚がワクチン接種後1週間以内にあった場合は医療機関を受診してくださ... 2021年8月8日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチンの効果は、デルタ株であっても一定の効果が維持される デルタ株の感染拡大に、懸念がひろがっています。 ■ 今週はあまりに忙しくて、ブログの更新が止まっていました。 ■ さて、デルタ株には重症化予防の効果のみで感染予防効果がないという報道を見かけますが、そういうわけではありません。 ■ まだ効果の低減に関して検討しなければならない点はのこっているものの、感染発症予防効果も... 2021年8月7日 pedallergy2016
感染症(予防接種) mRNAによる新型コロナワクチンでアレルギー反応があっても、多くの場合2回目の接種が可能かもしれない 新型コロナワクチンで、1回目の接種でアレルギー症状があった場合に、2回目の接種は可能なのか? ■ 新型ワクチンに対するアレルギー反応を心配される方はすくなからずいらっしゃいますし、現状では1回目の接種で重篤なアレルギー反応があった方には接種を避けるとされています。 厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A ワクチン... 2021年8月1日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(副作用・害) アトピー性皮膚炎は、眼の表層の病変(結膜炎など)のリスクをどれくらいあげるのか? アトピー性皮膚炎は、結膜炎など眼の表層疾患のリスクをあげるのか? ■ アトピー性皮膚炎と食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎との関連に対しては多くの報告があります。 ■ 一方、アレルギー性結膜炎に関してももちろんリスクはあがる可能性が高いのですが、眼の問題はアレルギーだけでなく『眼への物理的刺激』により、感染症... 2021年7月27日 pedallergy2016
感染症(予防) 学校での感染予防策として、教職員のマスク着用、空気の循環を良くすることが推奨される コロナ禍での対面式の授業の再開のためには、どのような条件が有用か? ■ 子どもたちの集団生活が、どれくらい新型コロナの感染拡大に影響するかは、いくつかの研究結果があります。 ■ 個人的には、外来に受診する心身相関が起こっているお子さんが増えている実感から、できれば再開をめざすほうがメリットが大きいと考えています。 ■ ... 2021年7月20日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 近くにあるピーナッツから拡散するタンパク量で、どれくらいピーナッツアレルギーの症状が起こりうるか? 近くにあるピーナッツがあると、空気中に浮遊するピーナッツ蛋白質に重篤なピーナッツアレルギーを起こしうるか? ■ 日常診療で、周囲で摂取している食物に対して皮膚や目が赤くなるなどの軽微な症状の訴えを経験することがあります。 ■ このあたりはなかなか判断が難しいことが多く、『摂取するひとが多い環境で食物アレルゲンが拡散する... 2021年7月19日 pedallergy2016
感染症(病因) 乳児期のRSウイルス感染症は、受動喫煙があると悪化しやすい RSウイルス感染症が流行しています。 ■ 現在(2021年7月)RSウイルス感染症が流行しています。 RSウイルス感染症の流行状況 ■ 年齢や、既往歴(慢性肺疾患や早産児など)も重要なリスク因子なのですが、『受動喫煙』も大きいことがわかっています。 ■ Pediatrics誌の報告を共有します。 この論文でわかったこ... 2021年7月13日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 小児アトピー性皮膚炎に対するデルゴシチニブ(コレクチム)軟膏の第3フェーズ試験と長期試験 デルゴシチニブ(コレクチム)軟膏は、2歳以降で使用できるようになった、新しいメカニズムの抗炎症外用薬です。 ■ JAK阻害薬であるデルゴシチニブ軟膏は、2021年3月に小児でも使用可能になりました。 ■ すでにフェーズ2試験は、ブログでもご紹介しています。 ■ そして、フェーズ3試験結果が公開されていますので、共有しま... 2021年7月12日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチンに対する誤解とは?(CDC 2021年7月7日更新版) 新型コロナワクチンに対し、根拠に基づかない情報が出回っている。 ■ 新型コロナワクチンに対する、根拠に基づかない情報を見かけることがあります。 ■ 7月7日に更新されたCDC(米国疾病予防センター)からの記事で、それらに対する解説が掲載されています。 ■ 簡単に翻訳して共有します。 このCDCの記事でわかったことを、... 2021年7月11日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 抗菌作用のある物質を産生するブドウ球菌を自家移植すると、アトピー性皮膚炎が改善するかもしれない アトピー性皮膚炎患者の皮膚から検出される黄色ブドウ球菌は、皮膚症状を悪化させうる。では、黄色ブドウ球菌を減らしうる菌を自家移植すると皮膚症状は改善するのか? ■ アトピー性皮膚炎は、皮膚のマイクロバイオームの多様性が低下する(dysbiosis)ことが特徴の一つであり、『重症のアトピー性皮膚炎の』患者さんから検出された... 2021年7月6日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) セラミドが主成分の保湿剤は、基剤よりも皮膚の機能を改善させる セラミドベースの保湿剤と基剤、どちらがよりアトピー性皮膚炎に有効か? ■ 第45回日本小児皮膚科学会学術大会に参加してきました。自分自身の講演もあったこともあり、ひさしぶりに現地におもむきました。 ■ 名古屋医療センターの二村先生のご講演をきいていて、内容も見せ方もさすがだなあと思いながら拝聴していてでてきた報告のひと... 2021年7月5日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチン接種は、家族内感染のリスクを低下させる ワクチン接種により、家族内感染リスクは低下するか? ■ 新型コロナワクチンの普及がすすんできました。 https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-japan-vaccine-status/ ■ 自分自身がワクチンを接種して気持ちが安心したのは、自分自身だけでなく患... 2021年7月4日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチンと顔面神経麻痺は関連するか?:症例対照研究 新型コロナワクチン後に、顔面神経麻痺は増えるのか? ■ 新型コロナワクチン後の顔面神経麻痺に関しては、あくまで『うわさ』としてSNS上などでみかけていました。 ■ おおもとは、ワクチンの臨床試験観察期間中(注射後28日以上)にベル麻痺を発症した参加者が、ワクチン接種群では3名であったのに対し、プラセボ群では1名しかいな... 2021年6月28日 pedallergy2016