アトピー性皮膚炎(治療) ステロイド外用薬副腎抑制デルモベート 最も強いステロイド外用の連続使用はクッシング症候群を起こしうる ステロイド外用薬は、稀ながら副腎抑制を起こし得る。特に、最強ランクのステロイド外用薬の使用には留意が必要です。 ■ 私は、アトピー性皮膚炎に対し、ステロイド外用薬を使用する医師のひとりです。 ■ ただし、短期的な使用で済むような軽症の方を除き、プロアクティブ療法(炎症が治まるまできっちり抗炎症薬を外用し、ゆっくり漸減し... 2018年11月28日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(副作用・害) 漢方薬ステロイド 海外における漢方薬の中へのステロイド混入の実態は? 思いがけない製品に、ステロイド外用薬が混入している場合があり、注意を要するという報告。 ■ 漢方薬は、使用方法を間違えなければ一般に安全な薬です(副作用がないわけではありません)。 ■ 一方、その「安全」というイメージがある漢方薬において、カリフォルニア州の店舗から集められた260製品の7%に表示されていない医薬品を含... 2018年11月25日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(副作用・害) アトピー性皮膚炎ステロイド酒さ酒さ様皮膚炎 ステロイド外用薬を長期・連続的に使用すると酒さ様皮膚炎が起こりうる 酒さ様皮膚炎は、ステロイド外用薬を長期に毎日塗り続けると起こりやすい、全体に真っ赤になるような紅斑のことです。ただし、ステロイド外用薬は副作用が起こりえ、酒さ様皮膚炎もそのひとつです。... 2018年11月24日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) 食物経口負荷試験プロバビリティカーブ 食物経口負荷試験を、3段階の負荷量にわけて陽性予測をするとどうなるか? 負荷量に応じた食物負荷試験のプロバビリティカーブ(予測曲線)。この研究結果が、これまでのプロバビリティカーブを置き換えていくでしょう。... 2018年11月22日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 予防接種MMRワクチン自閉症スペクトラム障害 MMRワクチンは、自閉症の発症リスクとは関連しない ■ ある映画が中止になったことが、最近Twitterでニュースになりました。■ MMRワクチンが自閉症スペクトラム障害に関連するという論文は、捏造であり、その論文の著者である医師は医師免許が剥奪となっています。そのMMRワクチンと自閉症スペクトラム障害の関連を扱ったテーマだったようです。■ しかし、いまだにその論説は根... 2018年11月20日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 食物アレルギー経口免疫寛容 摂取できていた食物の除去は食物アレルギーを発症させるかもしれない 食物アレルギーに対する除去食はひとつの対応方法です。しかし、食物除去は、両刃の剣でもあり、安易な除去食はむしろ食物アレルギーを顕在化させる可能性が示唆されています。... 2018年11月19日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療黄色ブドウ球菌保湿剤 保湿剤の使用は、黄色ブドウ球菌の増加抑制や皮膚状態改善に働く 保湿剤の使用で皮膚の菌のバランスが改善するか? ■ 保湿剤を使用することで、皮膚の菌叢が変化することが報告されています。 ■ それに関連したランダム化比較試験をご紹介します。 Bianchi P, et al. Effects of a New Emollient‐Based Treatment on Skin Mi... 2018年11月18日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎プロトピック刺激感 プロトピック軟膏による刺激感は、アレロックにより軽減されるかもしれない プロトピック(タクロリムス)軟膏は、使用開始時の刺激感が問題になります。 ■ プロトピック(タクロリムス)軟膏はタクロリムスの分子量が800ダルトンであるため、皮膚炎がないと吸収されにくくなります。しかし、皮膚バリアが低下していると吸収が良くなり、刺激感を誘発します。 ■ ステロイド外用薬などで皮膚をある程度改善させて... 2018年11月16日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎ステロイド忌避 ステロイド嫌い(忌避)は、医療従事者にも少なからず存在する ステロイド嫌い(忌避)は、患者側にとどまらず存在する。 ■ 私は、ステロイド外用薬は使い方に習熟する必要があり、さらに説明も丁寧にしなければならないとても面倒な薬だと思っています。 ■ もちろん、アトピー性皮膚炎の炎症が残存していると、さらに皮膚バリア機能がさがること、さらに感作が進むことから、はやめに炎症をおさえて皮... 2018年11月15日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療プロトピックタクロリムス 小児アトピー性皮膚炎にプロトピックとV群ステロイドはどちらが有効? プロトピック外用薬とステロイド外用薬の治療効果をみたランダム化比較試験。小児アトピー性皮膚炎におけるランダム化比較試験は多くはありません。... 2018年11月14日 pedallergy2016
感染症(治療) インフルエンザメタアナリシス治療タミフル 小児に対するタミフルの有効性と副作用は? 現在のインフルエンザ治療のメインは現状でもタミフルといえましょう。そこで、最近のタミフルの有効性と副作用のメタアナリシスをご紹介いたします。... 2018年11月13日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(予防) アトピー性皮膚炎オイルヒマワリオイル 早産児に対するヒマワリ種子オイル塗布は、皮膚の成熟を遅らせる? 新生児期から保湿剤を塗布することは、皮膚のバリア機能を改善させアトピー性皮膚炎を予防することが報告されています。では、保湿剤代わりにオイルを塗布するとどうでしょう? ■ 新生児期からの保湿剤の定期塗布がアトピー性皮膚炎や皮膚トラブルをへらすことが報告されています。 ■ しかし、「何を塗るか?」に関してはまだ明らかになっ... 2018年11月12日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療システマティックレビューステロイド忌避 アトピー性皮膚炎におけるステロイド嫌い(忌避)は治療の障壁となる ステロイド外用薬に対する忌避は、治療失敗に繋がる可能性が高くなります。 ■ ステロイド嫌い(忌避)は一般的な状況です。先日ご紹介した報告でも、イタリアでも8割を超えるという結果でした。 ■ そこでも書きましたが、この理由のひとつは医療者側にもあると私は考えています。 ■ しかし、皮膚の炎症は、それ自体が皮膚のバリア機能... 2018年11月11日 pedallergy2016
気管支喘息(病因) アトピー性皮膚炎気管支喘息アトピーマーチ 乳児期のアトピー性皮膚炎は、その後の喘息発症リスクをどれくらいあげるか? 乳児期のアトピー性皮膚炎が、その後の喘息発症リスクになるという報告。アトピーマーチに関連しています。 ■ アトピー性皮膚炎が、経皮感作を通して他のアレルギー疾患を増やすという報告は、最近とても増えて来ています。 ■ やや古い報告ですが、まだ経皮感作が一般的でない時代から、アトピー性皮膚炎が喘息のリスクになるというシステ... 2018年11月9日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 効果インフルエンザワクチン 前年のインフルエンザワクチンは、次の年のインフルエンザワクチンの効果を改善するか? インフルエンザワクチン。本邦では 基本2回接種(13歳以上1回)ですが、海外では生後6か月~8歳までは2回接種、前年に2回接種している場合には1回接種となっています。根拠は、、? ■ 今回の論文へたどり着いたのは、Twitterで大根先生に論文を(Englund JA, et al. Immunization with... 2018年11月8日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療手湿疹プロトピック 手湿疹に対し、ステロイド外用薬と同様にプロトピック外用薬も有効かもしれない 手湿疹はアトピー性皮膚炎への合併が多く、治療も簡単ではない場合があります。 ■ 手湿疹は、アトピー性皮膚炎に合併しやすい病態です。 ■ 治療はステロイド外用薬や保湿剤で対応することが多いのですが、個人的にはプロトピックを使用することも多いです(実際には、色々工夫しています)。 ■ 今回はプロトピックを使用した手湿疹の報... 2018年11月7日 pedallergy2016